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【民主党政権下の日本】これが官邸情報網の実態だ 秘書官10人「チーム仙谷」は省益優先官僚と思惑が一致

 官房長官は副長官補を使えば、霞が関との連絡は可能であるので、官邸内にスタッフは要らないはずだ。この意味で、チーム仙谷はかなり異例だ。


 また、これだけのスタッフをそろえるのは、仙谷官房長官がかなり実権を持っている証拠だ。官僚は権力の存在に敏感であり、権力者も官僚から情報を取りたいので、仙谷官房長官の周りの状況は両者の意向が一致した結果だ。

 実は、官僚の情報収集能力はあまり期待できない。国内ならいざ知らず、海外ではしばしばCNNなどの海外メディアに遅れる。国内でも官邸の情報調査部門は、マスコミから情報を得るなど自前の調査機関を持っていない。官邸から「話を聞かせてくれ」といわれて協力費をもらったことがあるマスコミの人も少なくないだろう。

 出向秘書官は出向元省庁の意向から外れない範囲で秘書業務を行う。あくまで雇い主は親元の省庁であり、官邸の政治家ではない。政権末期になると、それらの秘書のやりたい放題になるだろう。