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社民党との“復縁”に期待? 見通しが甘すぎる菅首相「政権維持戦略」の全貌|田中秀征 政権ウォッチ|ダイヤモンド・オンライン

(1)当面は、予算を編成、成立させるために社民党と連携する。


 社民党は、これによって懸案の労働者派遣法改正案を成立させ、予算案にも一定の主張を盛り込む。


 民主党は、そのため、普天間基地移設問題を先送り、武器輸出三原則の見直しも見送り、社民党に配慮する。


(2)統一地方選後は、公明党との連携、連立を目指し、衆参両院での安定多数を確保する。


 そのために菅首相は、機をみて党・閣僚人事を公明党の意向を重視して断行する。


(3)自民党との大連立は、首相の最も望むところだろう。

 まず、社民党の政権接近は統一地方選を前にして命取りになるだろう。たとえ、それが連立に至らないとしても、一般の人たちから見れば政権与党として見られる。菅政権の延命に手を貸したという印象が拭えない。統一地方選でも大挙して政権批判票が逃げるだろう。


 また、世論には今も普天間基地の県外、国外移設を望む声が強い。そういう浮動票、無党派票が期待できなくなろう。


 年が明けて統一地方選が近づくと、社民党は次第に菅政権から距離を置くことになる。


 そうなれば、予算成立後の予算関連法案の成立に赤信号が灯ることになる。

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http://d.hatena.ne.jp/d1021/20100927#1285560732
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