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ぶち切れ解散で鳩山、小沢チルドレン討ち死に!再編は自民党中心

民主党は現有304議席から「小選挙区145、比例区59の204議席」とみる。100議席減という大惨敗だ。最悪の場合、さらにマイナス15の189議席まで下がる。

 「議員定数も公務員給与も削らず、大増税路線など考えられない。どういう政治感覚をしているのか。こうしたマニフェスト違反に加え、菅民主党には内政・外交の座標軸が見えない。尖閣事件や北方領土の対応を見て、国民は『どこに連れて行かれるのか』と強く不安を感じている」


 「選挙対策は資金投入の仕方などテクニカルな面が重要だが、菅首相岡田克也幹事長もまったく無力だ。小沢氏は『党員資格停止』で完全に距離を置き、新党含みで動いている。政権与党の強さで踏ん張っている程度。これでは勝てるわけがない。分裂しなければ比較第1党はギリギリ確保できそうだが、過半数割れは確実だ

 一方、谷垣禎一総裁率いる自民党は「小選挙区130、比例区65の195議席」と予測した。79議席増だが、政権奪還までは、いま一歩。ただ、最大でプラス20の215議席もある。

 「民主党が自爆し、世論調査では政党支持率も逆転しているが、政権奪還まではいかない。昨年秋の党の調査でも『自民党に期待しない』が『期待する』を上回るという衝撃的数字が出ている。民主党批判が上積みされただけとみている。国民に対して『政権を奪還して国をこう変える』というメッセージがない」


 「谷垣氏は迫力が不足している。政権を奪い取るには、品の良さや体裁ではなく、野武士のような力強さがいる。選挙マシンだった派閥も機能していないし、世代間対立も解消していない。資金難も深刻。中堅若手は息を吹き返すが、昔の名前で出ているベテランは相当苦戦する。世代交代が進みそうだ」


 自民党では、森喜朗元首相や大島理森副総裁、古賀誠元幹事長、額賀福志郎財務相らが「落選の危機にある」と予測。

 小林氏は「民主党が比較第1党を確保しても、これだけ惨敗すると、その時点で菅首相はジ・エンドだ。民主党が割れる可能性もあり、これを受け、自民党が割れることもある。与野党を巻き込んだ大政界再編だ。政権獲得のためには理屈は後付けでどうでもなる」という。