参議院岩手選挙区選出で無所属の平野達男元復興大臣は、12日、自民党の谷垣幹事長と会談し、東日本大震災からの復興を進めるため、与党の立場で政策の実現に関わっていきたいとして、自民党への入党届を提出しました。自民党は、今後、地元の岩手県連とも協議して入党届の取り扱いを検討することにしています。
自民党は先の参議院選挙で、追加公認した1人を含めて合わせて56議席を獲得し、非改選の議席と合わせ121議席を確保していて、平野氏の入党が認められれば、平成元年の参議院選挙で過半数を失って以来、27年ぶりに参議院で単独過半数を回復することになります。平野氏は、民主党政権で復興大臣を務めましたが、その後民主党を離れ、無所属で活動していました。