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前原氏、脱原発解散に反発=野田グループ、首相の人事を批判−民主

 民主党前原誠司前外相は30日、自身を中心とするグループの会合で、菅直人首相が次期国政選挙の争点がエネルギー政策になると表明したことに対し、「多くの人が、いずれは脱原発と考えている。エネルギー政策は争点にならない」と否定的な見解を示した。その上で、「衆院解散の可能性の話が出ているが、東日本大震災の復旧・復興の途中であり、被災地のことを考えれば解散はあってはならない」と述べ、首相をけん制した。

 同じ会合で仙谷由人官房副長官は、首相が自民党参院議員を総務政務官に起用したことについて「こういう人事を行うと、さまざまな与野党交渉の妨げになる。百害あって一利なしだ」と批判した。

 一方、野田佳彦財務相を支持するグループでは、首相が同グループの蓮舫氏を行政刷新担当相から首相補佐官に「降格」したことに、「思いつき人事だ」などの批判が上がった。当の蓮舫氏も「(首相官邸の)補佐官室には3秒もいられない」と今回の人事をぼやいた。