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政治の荒廃は「民度低下」の裏返し

私をはじめ海外のメディアは当惑とある程度のあきらめの気持ちで見ているのではないか。
これが日本の現実、と受け入れつつある。

荒廃した政治を唯々諾々と受け入れ、許してきた選挙民の怠慢を象徴するのが、日本のリーダーの選出過程ではないか。

日本の国民は民主主義を使いこなしているとは到底いえない。

問題は政治システムにあるのではなく、資質のない政治家と、そんな彼らを選び続ける国民の民度にこそあるからだ。

国民レベルそのものが年々低下しているのを感じざるを得ない。

メディアの質こそ国民レベルの反映でもあり、批判精神が欠如した日本のメディアは国民の姿勢を如実に反映している。

国民自体の意識が変わらなければ、政治家の資質など変わるはずがない。
長い歴史の中で形成された気質を変えるには相当な時間を要するが、結局は、その長く緩慢な変化を耐え忍び、あらゆる啓蒙活動を通じて民度の向上を図るしか手はない。