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小沢・鳩山氏の影響力拡大へ…海江田氏勝利なら
海江田氏破り、小沢支配許すな…菅首相グループ

 菅首相グループは28日夜、決選投票で海江田氏以外に投票する方針を決めた。グループ幹部は「海江田氏を破り、『小沢支配』を絶対に許してはいけない。1回目と決選投票の間は時間がないので、今から徹底させる」と語気を強めた。

 鹿野陣営の幹部は28日、党主催討論会が開かれた都内ホテルでエレベーターで乗り合わせた議員に「決選投票では完全中立の鹿野氏に投票を。でないと、『親小沢』と『反小沢』で党が割れてしまう」と、決選投票での支持を働きかけた。

 ただ、前原、野田、鹿野氏のいずれが勝ったとしても、人事で小沢元代表に近い議員の要職起用を迫られるのは避けられない。前原氏は28日のフジテレビ番組で、これを受け入れる意向を表明。鹿野氏も「元代表の力を借りる時がくるかもしれない」との考えを示している。

海江田陣営、作戦変更「1回目で過半数取る」

 投票日前日での作戦変更の背景には、2位に鹿野氏が食い込む可能性が出てきたことがあるようだ。元代表の周辺は「党内で反発が強い前原氏が2位なら、決選投票になっても、野田、鹿野陣営の一部を取り込める。だが、鹿野氏が2位だと、前原、野田陣営が『反海江田』で結束し、票の大半が鹿野氏に流れてしまう」との読みだ。


 小沢元代表は27日夜、都内で側近議員らと情勢を分析し、1回目の投票で決着させる方針を確認した。その席では「2位に鹿野氏が入れば厳しい。そうならないよう、他の候補に票を回してもいいのではないか」との声も出たという。


 そのうえで、元代表らは決選投票を念頭に、他のグループの支持を取りつけることで確実に勝利しようと、布石も打っている。