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「野田政権」知られざる本質…背後でうごめく“ゾンビ”と怨念

 野田首相と親しい民間企業経営者が、最近こんな話をしてくれた。


 「野田さんは、財務相になったとき『これからしばらく、財務省にどっぷり染まろうと思う。俺はそういうやり方なんだ』と話していた。野田さんは人の話をよく聞く。特に年上の話は熱心に。実はそれは、自分というものがない証拠だ。外交も経済政策も簡単に何色にでも染まる。友人だからこそ本音を言うと、平時ならまだしも、国難のときに、物事を決断すべきリーダーとしてはどうかと思う」

こうした野田首相の本性を見抜き、いわばゾンビたちが政権の周りで蠢き始めているのだ。

 野田首相が誕生した後、細川氏はメディアに相次いで登場し、「自らが生みの親」のごとく発言してきた。また、成田氏は内閣参与として再び官邸に復活した。そして、成田氏が平野氏に語った通り、政府・与党の要職には日本新党出身者が並んだ=別表。

 今回、要職に就いた日本新党OBの言動を見ると、「目新しいことを打ち上げる」「言いっ放しで、言い訳をしながら逃げる」という共通点がある。前原氏は典型だし、何色にでも染まる野田首相も然りである。

 実は、日本新党だけではない。野田首相に近づく影の中には、細川政権通産相を務めた熊谷弘氏(71)もいる。

 「染まろうと思う」が信条の野田首相財務省はもちろん、日本新党や小沢氏への怨念までも、まるでスポンジのように吸い込んでいる。なんとも怪しさを併せ持った政権なのである。