https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com


私にはある原体験があります。25年前の1992年、私は細川護熙氏の日本新党結成に賛同して政界に転身、国会議員になりました。当時も今回の状況と同じく、わずか数人で始まった新党でしたが、やがて大きなオーケストラとなり、政権交代を実現するまでに成長したのです。新党は硬直した政治を打破する起爆剤になる、そのエネルギーを実感した瞬間でした。


しかし新党の難しさは、それを持続させることにあります。93年に38年ぶりに自由民主党からの政権交代を果たした細川連立政権でしたが、その後の北朝鮮情勢の悪化や、安全保障政策に関する議員たちの立場や考えの違い、また細川氏自らの金銭的問題なども絡み、政権は1年を経ずして瓦解。


私が今回の新党結成にあたり、候補者選びに細心の注意を払い、安全保障政策や憲法改正に対する基本的な考えを確認したいとこだわるのは、当時の政権瓦解を目の当たりにしているからです。当時“非自民”で結束していた8党会派は「ガラス細工」と揶揄されたものです。


今回の選挙でも、「自民党政権を終わらせる」「安倍一強時代を終わらせる」というスローガンのもと異なる党派が結束するのはいいですが、一時の利害にだけ目がいき、国の命運を分ける安全保障政策や憲法観という重要テーマにおいて基本姿勢が異なる人々が手を取り合っても、いずれ問題が紛糾することは目に見えています。


ましてや現在、北朝鮮情勢は極めて厳しいものとなっています。いざというときに、右だ左だと大騒ぎして大事な決定が遅れれば、日本にとって取り返しのつかない事態になるでしょう。議論のための安全保障政策、誰かに反対する争点としての憲法観ではなく、極めてリアルに現実問題に即した考えを持つ同志を求めます。その思いを共有できる仲間として、14名の国会議員が「希望の党」立ち上げのチャーターメンバーとして集結したのです。

まず、皆さんの日々の生活に直結する経済の問題からです。私たちは「消費増税凍結」を掲げています。


安倍首相が推進してきた「アベノミクス」政策はいまだ道半ば。大企業を中心に収益は回復の傾向を見せ、雇用指数も改善しつつあるものの、それはあくまで統計上の数字においてのみ。一般家計において所得が大きく上向いているわけではなく、非正規雇用も依然として多いのが現実です。


この中で、希望の党の小池代表は、衆議院選挙の情勢について、「野党が、いくつか分散しているが、まだ序盤戦なので、新しい政党として、これからも地域ごとのニーズを生かした政策を訴えていきたい」と述べました。


一方、記者団が、選挙のあと、自民党といわゆる『大連立』も含めて連携を模索するのか質問したのに対し、小池氏は、「ございません。希望の党としては、政策が実現できるように是々非々の対応で進めていくべきだ」と述べ、自民党との「大連立」の可能性を否定したうえで、党の政策を実現するため、是々非々の立場で対応していく考えを示しました。


 岩手3区に無所属で立候補した自由党小沢一郎共同代表に対し、自民党が攻勢をかけている。公示日に安倍晋三首相が乗り込み、13日には小泉進次郎筆頭副幹事長が街頭演説した。小沢氏は共産、社民両党の県組織に支持を訴え、野党共闘に活路を見いだす。


 小泉氏は13日、小沢氏との一騎打ちとなった自民党の前職藤原崇氏を応援するため、岩手県奥州市に。演説場所は小沢氏の事務所からすぐ近く。集まった約600人に「相手が強敵の選挙区で、当選を勝ち取るまで支えていこう」と呼び掛けた。


 一方の小沢氏は13日、盛岡市共産党県委員会や社民党県連などを訪問。野党共闘の重要性を力説した。

#政界再編#二大政党制