■ - d1021の日記

戦時中と同じなのは、国がウソを報道して国民を騙していることだ。大本営が戦争の真実を伝えなかったように、政府とマスコミはウソばかり流した。メルトダウンはしていない、原子炉の安全性は保たれている、セシウムはすぐに体外に排泄される、プルトニウムは飲んでも大丈夫。

官房長官は会見でウソばかり言い、マスコミに出た御用学者はウソを並べて国民を欺き、大越健介と古舘伊知郎は番組で御用学者の言葉を復唱して安全安心だと念を押した。原発について、1年経った今でも国民が政府発表とマスコミ報道を信用しないのは、このときのウソが根深く残っているからだ。

「戦争中より酷い」のは、現在が当時と違って民主主義の社会で、全体主義国家ではないのに、政府とマスコミによる国民の騙しと操作が公然と行われていることだ。欺瞞のレベルが深い。それと、あの戦争では曲がりなりにも責任者が裁判にかけられた。今回、東電幹部も経産官僚も誰も責任を問われない。