言いたいことを言い続ける野田総理と日本経済新聞へ〜責任を伴うことを忘れてもらっては困ります
「政治家なのだから言いたいことがあれば言えばよい。ただ、それには責任を伴うことを忘れてもらっては困る」
21日付日本経済新聞は、「造反には毅然と対処せよ」という「小沢一郎元代表を支持する議員らは消費増税に反対する姿勢を変えていない」ことを激しく非難する社説を掲載した。
この記事は、日本の大手新聞社がこぞって消費増税を強烈に支持する影で、「新聞および出版物の消費税率引き上げには断固反対し、現行税率の維持を求める」という、国民をバカにしたような姑息な行動をしていることを明らかにするもの。「国民の活字離れを加速させる」のは、こうした都合の悪い記事を隠蔽することによって、新聞報道に対する信頼が低下しているからである。
現行税率を維持したいのであれば、消費増税に反対するべきであるし、「公共性」を維持して現行税率を維持したいのであれば、都合の悪い記事を隠蔽するような行為をやめるべきである。