「アルゴ」に作品賞、「レ・ミゼラブル」3冠 米ゴールデン・グローブ賞
1979年のイランで占拠された米大使館から人質6人が脱出した実話を基にした「アルゴ」(ベン・アフレック監督)がドラマ部門の作品賞に輝いた。アフレック氏は監督賞も受賞した。
クエンティン・タランティーノ監督の西部劇「ジャンゴ 繋がれざる者」が脚本賞など2部門を制した。
ドラマ部門の主演男優賞は「リンカーン」のダニエル・デイ・ルイスさん、主演女優賞は「ゼロ・ダーク・サーティ」のジェシカ・チャステインさんだった。
ミュージカル映画「レ・ミゼラブル」はコメディー・ミュージカル部門の作品賞のほか、主演のヒュー・ジャックマンが同部門主演男優賞、アン・ハサウェイはドラマ部門とコメディー・ミュージカル部門共通で選ばれる助演女優賞を獲得し、三冠を達成した。
アカデミー賞の12部門でノミネートされている、スティーブン・スピルバーグ監督の「リンカーン」(日本公開4月19日)は、ダニエル・デイ・ルイスが獲得したドラマ部門の主演男優賞だけにとどまった。
ドラマ部門の主演女優賞は、国際武装組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者の殺害を描いた「ゼロ・ダーク・サーティ」(同2月15日)のジェシカ・チャステインが受賞。コメディー・ミュージカル部門の主演女優賞は、「世界にひとつのプレイブック」(同2月22日)のジェニファー・ローレンスが受賞した。