宝塚音楽学校の文化祭が23日、兵庫県宝塚市栄町1丁目の宝塚バウホールで開かれた。この春卒業予定の99期生37人による、観客を前にした初めての本格的なステージ。約3時間、はつらつとした舞台を披露した。
同校は7月に創立100周年を迎える。「清く 正しく 美しく」の校訓のもとで歌や舞踊、演劇の授業に励んだ2年間の学校生活の集大成として約1カ月かけて練習した。
舞台は3部構成で、1部は日本舞踊と「ベルサイユのばら」など往年の歌劇の主題歌のメドレー。2部は18世紀後半のデンマークが舞台の演劇「マッチ1本の幸せ」、3部はジャズダンスやモダンダンスなどだった。