里見さんは3連勝で女王のタイトルを獲得し、史上初の女流五冠を達成しました。
残る「女流王座」を獲得すれば女流将棋界の6つのタイトルを独占することになります。
里見さんは、男女を問わないプロの棋士として男性と同じ舞台で戦うことを目指し、おととし、養成機関の奨励会に入会しました。
去年1月には、現行の規定で女性として初めて初段になり、プロ入りとなる四段を目指しています。
将棋には、現在は男性しかいない棋士(四段以上)と、女流棋士の2つのプロ制度がある。里見五冠は女流棋戦に参加する傍ら、女性初の「棋士四段」を目指して養成機関の奨励会に所属し、現在は初段。