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囲碁の「女流名人戦」は16日、第2局が行われ、初めてタイトル戦に挑んだ13歳のプロ棋士、仲邑菫二段は藤沢里菜女流四冠(23)に敗れ、史上最年少でのタイトル獲得はなりませんでした。

仲邑二段は10歳0か月でプロ棋士に、12歳0か月で「二段」に昇段するなど、最年少記録を次々塗り替え、今回の女流タイトル戦への初挑戦も史上最年少の13歳1か月で成し遂げています。

一方、「女流名人」のタイトルを持つ藤沢女流四冠は14日の第1局に勝利し、防衛まであと1勝として、16日の第2局に臨みました。

対局は東京の日本棋院で行われ、黒番の藤沢女流四冠が盤の各所で自分の陣地を手堅く広げて序盤から優位に立ちました。

一方の仲邑二段は反撃の手を随所で封じられ、苦しい展開の中、最後まで粘りましたが、午後4時23分、203手までで藤沢女流四冠が勝ってタイトルを防衛し、「女流名人戦」を初めて制した2017年以降となる5連覇を果たしました。

仲邑二段の史上最年少でのタイトル獲得はなりませんでした。

対局後、藤沢女流四冠は「厳しい戦いだったが、防衛できて素直にうれしい。仲邑さんはこれからもどんどん成長すると思うので、楽しみでもありつつ、恐ろしい存在だと感じる」と振り返りました。

一方、仲邑二段は自身初めてのタイトル戦について「内容が2局ともよくなかったので少し残念だが、藤沢さんと大きな舞台で対局できて勉強になったし、勝負強さを感じた。またタイトル戦にたどりついて戦いたい」と今後の抱負を語りました。

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