■ - d1021の日記

日露の2+2協議。平和条約も締結してなくて、国境線も確定してないのに、2+2で防衛閣僚協議なんて、そんなのあるのかね。前代未聞だ。事実上、ロシア側の「二島返還」を日本側が認めたと同じこと。来年も2+2をやると言っている。もう平和条約なんてどうでもいいって話だね。外から見たら。

日露の2+2協議。要するに、先に中国と戦争しますから、ロシアとは仲良くしときたいんで、北方領土はロシア領のままでいいですと、そう言っているのと同じじゃないか。北方4島の面積って、尖閣諸島の何百倍と思ってるんだろうね。日本の領土問題から北方領土はすっかり消えたな。尖閣と竹島だけ。

何度も言っていることで、繰り返し言うが、秘密保護法は、単に「日本を海外で戦争ができる国にする」という抽象的な戦争法制ではない。国民を監視する一般的な治安法制でもない。中国と戦争するための具体的な準備だ。中国との戦争が予定され前提されている。そのＸデーに向けての体制整備だ。

もうすぐ、それほど長くない先に、具体的に中国との有事下に入った時代が始まる。中国との間で軍事衝突が起き、有事体制に移行し、戦争の中で政治も経済も動く時代になる。言論は自由でなくなる。TWも、Blogも、有事下での情報環境になる。堤未果が言っている米国の愛国者法下の環境と同じだ。

こうやって「中国と戦争が始まる」と、どれほど必死で警告を発しても、それが世間に響かず、耳を傾けてもらえず、危機感が共有されないのは、理由があって、私には分かっている。皆、薄々そのこと（中国との有事入り）に気づいて、内心で準備を始めているのだ。気がつかないフリをしているだけなのだ。

人間の心が変わるのは驚くほど速い。あっと言う間に別人になっている。今、日本国民の半数以上が右翼で、中国との戦争開始を待ち望んでいる。半数以上が純然たる右翼。イデオロギッシュな狂人の右翼。20年前なら、国民の中の1％以下の人口しかなかった毒々しい右翼。それが過半数になった。

何度も何度も耳にタコで恐縮だけどさ。ユネスコ憲章前文。｢戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない」ってよ。つまり、戦争は上の政治家が勝手に始めるものじゃない。日本国民の心の中にある中国への反感と憎悪と不信が始めるものだってことだ。

今は戦前ですよ。間違いなく戦前だ。政府は全力で戦争準備に邁進している。もうすぐ戦中になる。で、戦中が終わって戦後になり、2013年を振り返る。右翼だった日本人が非右翼に変わり、反戦平和主義者になる。安倍晋三をボロクソに言う。「騙された」だの「知らない間に戦争に導かれた」だの。

中国戦で敗戦したら天皇制は百%廃止。そういう危ない橋を渡ってることを知りながら敢えて対中戦を煽ってる安倍一派は何を考えているのか？