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人は鏡だと思う。


天の御教え 御訓戒七か条その三 黒住宗忠の教え(黒住教) 瑞穂の国日本

日々家内心得の事
一、神国の人に生まれ常に信心なき事
一、腹を立て物を苦にする事
一、己(おの)が慢心にて人を見下す事
一、人の悪を見て己(おのれ)に悪心をます事
一、無病の時家業怠りの事
一、誠のみちに入ながら心に誠なき事
一、日々(にちにち)有り難き事を取り外す事
右の条々常に忘るべからず 恐るべし 恐るべし
立ち向かう人の心は鏡なり おのが姿を移してやみん

慢心は怖い、命を取られるぞ
天地のこと、少しにても我に明かり入りたりと思うは、大なる慢心なり。
我が知恵を捨てて信心すれば、その中に誠に有り難き夜の明けたる如くの事あり。いよいよ我が知恵を捨つるこそ、道の道なり

私は、このブログで黒住教の教えや黒住宗忠さんのお言葉を紹介させていただいていますが、その中で気をつけてきたのは、教えやお言葉は原文のままに引用すること、そして自己流の解釈を極力しないことの2つでした。

道は自然と天より現れるを、なんとなく私の心より広めるため、これに従う人も十人は十色に、己が心の望みを加えて用いるにより、初めは心のままに成るようなれども、いつの間にか本を忘れるため、色々と道の邪魔出で来たりて、遂に道を穢すに至るなり。

生命(いのち)のおしえ―民族宗教の聖典・黒住教 (東洋文庫 319)

生命(いのち)のおしえ―民族宗教の聖典・黒住教 (東洋文庫 319)

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20131030#1383131798
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20120412#1334225955


黒住宗忠 - Wikipedia

現代の岡山県に位置した備前国御野郡中野村の今村宮に仕える禰宜の家に三男として生まれる。

太陽の神人 黒住宗忠―その超逆転発想は、激動の時代を生き抜く処方箋。

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続・太陽の神人 黒住宗忠―神のご開運を祈る

続・太陽の神人 黒住宗忠―神のご開運を祈る

『哲人宗忠』
P7

小学問を鼻にかける連中からは、無学な田舎神主と見られたようであるが、彼は少しも気にしていない。彼はよくこういった。
 「今時、本当の学者がでないのは、多く書を読んで、人の知らぬ事を知り、高々天下に名をあげようという、つまらぬ慾心から学問する人が多いからである。文字で書いた本も結構だが、本当のことを知って、真に世のためになる学者になりたければ、生きた天地という書物を読まねばなりませぬ」
 二宮尊徳もやはりこんなことをいっている。
  音もなく香もなくつねにあめつちは
       書かざる経をくりかえしつつ
 他人の言葉や思想ばかり追いかけて、生きた天地の経を読むことを忘れているから、折角の学問が死んでしまう。
 宗教なども、一番肝心な自分の生命の問題でありながら、すぐに他人のお仕着せで満足してしまうから、型になって生命を失い、生きた自己のにおいがしない。これを「袋ばいり」といって、宗忠はひどくきらっている。弟子たちにも、
  「わしの黒住という袋にはいりなさるなよ」
といましめておる。彼でなければいえない言葉であろう。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20071220#1198115769