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中国、市場を通じた穀物の価格決定を徐々に進める─当局者=新聞 | Reuters

NDRC地域部門のFang Yan氏は会議で、「穀物価格は市場が決定する段階にきている」と表明。


「(現行の政策は)国内穀物価格が下落ではなく上昇するよう支援してきたが、価値の基本ルールに反している」とした。

政府は農家の所得を支えるため、2004年以降、米と小麦の最低価格を設定するとともに、トウモロコシ、大豆、砂糖、綿花を買い付け備蓄してきた。


国内価格が上乗せとなるなか、この2年で農作物の輸入が膨らみ、2012年の綿花と砂糖の輸入は過去最高となった。今年はトウモロコシと米の輸入が過去最高となる見通しだ。

今月開催された共産党の重要会議である第18期中央委員会第三回全体会議(三中全会)で決定された改革計画で指導部は、市場が経済で「決定的な」役割を果たすと表明した。

ただ、Fang氏は、米や小麦のような主食となる穀物については時間をかける可能性があるとした。そのうえで、「主要な農作物の価格は徐々に市場に決定させる」と言明した。


同氏は、移行期間に政府当局は主要作物について目標価格を設定したり、農家の所得を増やしたりするためにさらなる補助金などの措置を取るとした。