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【ユーロ経済学】ラトビア加盟、18カ国に 財政健全化 南欧のお手本 - MSN産経ニュース

「関税同盟」を通じロシアが旧ソ連圏への影響力を高めようとする中、昨年末にはその圧力でウクライナのEU統合路線が暗礁に乗り上げた。「ロシアは変わらない。だからEUとの団結が重要だ」。ウクライナ情勢を受けラトビアのビルクス財務相はユーロ圏入りの意義を強調している。

一方で不安を指摘する向きもある。“第2のキプロス化”だ。法人税の税率の低さと優遇税制などで外国資金を呼び込んできたラトビアでは、金融機関が保有する預金のうち、半分近くが国外居住者のもので、過去の経緯からロシアなど旧ソ連諸国がその多くを占めるとされる。


 地中海の国キプロスは昨年、ロシアマネーを中心とした海外資金で肥大化した金融機関の危機を受け、EU支援をめぐり、大きな混乱に陥った。国民以外の不透明な資金まで救うことになることをEUが懸念したためだった。ラトビアに対しても、「ユーロ導入後に疑わしい金の流入が急増する」(組織犯罪専門家)との指摘もある。ラトビア側もこうした懸念を踏まえ、資金洗浄などへの対策強化にも取り組んでいるとされ、「ユーロ新参者」の信頼獲得に努めているという。

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