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Putin: Russian citizens, troops threatened in Ukraine, need armed forces’ protection ― RT News

【ウクライナ情勢】ロシア、クルミア軍事介入へ…プーチン氏提案、上院同意 安保理きょう緊急協議 - MSN産経ニュース

ロシアのプーチン大統領は1日、ロシア系住民の保護を理由にウクライナへのロシア軍投入の承認を上院に求めた。上院はプーチン氏の要請を全会一致で承認した。

 親ロシアのアクショノフ同自治共和国首相クリミア半島の治安回復に向け、ロシアのプーチン大統領に支援を要請していた。アクショノフ氏は、クリミアが独立した政府を持つことの是非を問う住民投票の実施を3月30日に前倒しすることも表明、分離の動きを強めている。

 これに先立ち、ウクライナ暫定政権のテニュフ国防相はロシアがクリミア半島に約6千人の兵力を追加派遣したと非難、同半島南部でウクライナ軍部隊が武装したロシア軍人らを拘束したと明かした。ロシア軍人らはウクライナ海兵隊基地に侵入しようとして拘束された。

 また、西部のウクライナ軍対空ミサイル施設にはロシア軍とみられる部隊が到着、指揮権引き渡しを求めたという。

ウクライナ ロシア軍事介入か重要局面 NHKニュース

ロシアのプーチン大統領は、1日「ウクライナに滞在しているロシア国民や協定に基づいて南部のクリミアに駐留しているロシアの軍人の生命が脅威にさらされている」として、情勢が正常化するまでウクライナ国内でロシア軍が行動することへの同意を議会上院に求め全会一致で承認されました。
これについて、ロシア大統領府のペスコフ報道官は「ロシア軍の部隊を派遣する決定は出されていない」と述べたほか、カラシン外務次官も「上院が承認したと言ってもただちに実行されるという意味ではない」と述べ、ロシア軍がすぐに行動に踏み切るわけではないと説明しています。
しかし、ロシア軍の最高司令官であるプーチン大統領は、いつでもウクライナ国内での行動を命じることが可能となり、ウクライナ情勢はロシアが実際に軍事介入に踏み切るのかどうかを巡って重要な局面を迎えました。
すでにクリミアに駐留するロシア軍の黒海艦隊は、軍事施設などの警備を強化するとして駐留地の外での動きを活発化させているほか、ウクライナの暫定政権はロシア軍が大型輸送機や軍用ヘリコプター、装甲車を展開し、ここ数日で6000人を増派したと批判しており緊迫した状況が続いています。

ヤヌコービッチ政権への抗議デモの拠点となったキエフ中心部の独立広場では、設置された大型モニターでロシア議会上院の審議について伝えるニュースが流れると、集まった人たちは、「恥を知れ」と口々に叫んでいました。
また、トゥルチノフ大統領代行が「世界中の文明的な国家がわれわれを支持している。外交的手段で打開策を模索していく」と国民に呼びかけたテレビ演説も流され人々は硬い表情で見つめていました。

シンフェロポリでは、1日も行政府の前の広場でロシア系住民の集会が開かれ、参加者の1人は「本当の名前に戻る時がきた。私はロシア。ウクライナではありません」と書いた紙を掲げてロシアとの連帯を訴えました。
シンフェロポリでは、先月27日以降所属不明の武装したグループが議会と地方政府それに空港を次々と管理下におき、1日からは警察に代わって市の中心部でも警備にあたるようになりました。
この武装グループは、いまも自分たちについて明らかにしていませんが、市民の間では階級章を外したロシアの軍人ではないかという見方が広がっています。
このため、ロシアへの編入を求めるロシア系市民には好意的に受け止められていて、集会に参加した女性は「ロシアだけが私たちを守ってくれる」と話していました。

ウクライナ情勢の緊張の高まりを受けてEU=ヨーロッパ連合のアシュトン上級代表は声明を発表し「ロシアがウクライナ国内で軍の行動を認めたのはむやみに緊張を高めるだけだ」と強い懸念を表明したうえで「軍の派遣を取りやめるよう求める」としてロシアに自制を求めました。

ロシアの議会上院がウクライナ国内でロシア軍が行動することを承認したことについて、フランスのオランド大統領は1日声明を発表しウクライナの領土と主権を著しく脅かすものだ」と述べて強い懸念を示しました。
そのうえで「外部による介入と差し迫った危機を回避するためあらゆることがなされなければならない」と述べ、週明けの3日に開かれることが急きょ決まったEUの外相会議で一致した対応を直ちに決断するよう呼びかけました。

ウクライナ情勢の緊張の高まりを受けて、NATO北大西洋条約機構のラスムセン事務総長は緊急の声明を出し、「ロシアはウクライナの主権と領土の一体性を尊重しなければならない」と述べ、ウクライナ国内でのロシア軍の行動を承認したロシアに自制を促しました。
NATOは先月27日にブリュッセルで開いた国防相会議でも、「緊張を高め誤解を招くような行動を慎むようロシアに対して求める」とする声明を発表し、軍事介入をちらつかせるロシアを繰り返しけん制していました。

米国家安全保障会議 ウクライナ対応協議か NHKニュース

一方、アメリカ議会下院のベイナー議長は声明でグルジアモルドバといったロシアの周辺国に対する組織的な干渉を黙認してきたことがロシアの行動をエスカレートさせたとオバマ政権の対応を非難したうえで「ロシアに対し、政治、経済面での圧力を最大限にかけて軍をひかせる責任がある」として欧米諸国はきぜんとした対応をとるべきだと迫っています。

Russian senators vote to use stabilizing military forces on Ukrainian territory ― RT News
Putin ready to invade Ukraine; Kiev warns of war | Reuters