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オデッサでの騒乱で43人死亡 - The Voice of Russia

黒海沿岸の港町オデッサで起きたウクライナ統一支持派と連邦制を主張する反マイダン派との間の衝突の犠牲者は、2日夕方までに43人に達した。

また174人が負傷し、そのうち25人は重傷を負っている。市内街頭での騒乱及び銃撃戦での死者は少なくとも4人。犠牲者の大半は、反マイダン派が占拠した労働組合会館で発生した火事によるもの。
　 衝突は、反マイダン派が市の中心部を行進していたウクライナ統一支持派の行く手を阻もうとした、2日昼に始まった。
　 夕方近く、ウクライナ統一を支持する人々は、市中心部にある大きな広場の一つで、地元の反マイダン派の拠点クリコヴォ・ポーリェになだれ込み、活動家のテントに放火した。そのため連邦制を支持する人々は、占拠中の労働組合会館に避難したが、そこで間もなく火事が発生、反マイダン派の一部は、正面玄関から出たり窓から飛び降りるなどして建物から脱出、はしご車を使った消防隊員による救出作業も行われたが、一部の人達は建物内に取り残され亡くなった。