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「生き残れるのは、変化に対応できる者」 ダーウィンから読み解く、ビジネス界の”進化論” | ログミー

皆さんは、ダーウィンが進化論において唱えた「適者生存」とは、最も強い者を指している、とお思いかもしれません。しかしながら、ダーウィンがその鋭い観察眼によって見抜いていたのは、生き残るのは最も強い種ではなく、最も生態系に適応できる種である、ということなのです。それこそが最も生き残る種である、ということです。


生物学における様々な見識を通じて、このダーウィンの言葉は的確に真意をついていたことがわかってきております。またビジネスの世界においても、同様の進化が起きています。これは社会的企業と呼ばれています。

自然淘汰」というものは、私たちが過去に考えてきたものとは変わってきています。私たちは自己の種の存続だけを考えるのではなく、生態系にいかにうまく適合できるか、そして社会の中でいかに周りに目を向けられるか、ということを求められるようになってきています。この自然界の本質にインスピレーションを受けて生まれた、この大きなうねりにこそ、私たちは従うべきです。

「Social Enterprise」(社会的企業)は、正式には「Social beneficiary Enterprise」と呼ばれていますが、2つのことにより定義されます。まず第一の条件としては、社会的、あるいは環境的ミッションを目標としていること。そして経済活動を行っていることが、2つ目です。


言い換えれば、こういったビジネスは、Make Sense(道理にかなった)を社会的ミッションの追及によって行い、Make Cents(利益を生む)を経済活動によって行っています。