W杯=マラドーナ氏、メッシの最優秀選手選出は「アンフェア」 | Reuters
サッカーの元アルゼンチン代表監督、ディエゴ・マラドーナ氏は、2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会でアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが最優秀選手に選ばれたのはアンフェアだとし、受賞には値しなかったと述べた。
メッシは13日の決勝でアルゼンチンがドイツに0─1で敗れた後の授賞式で、うれしさからかけ離れた表情を浮かべていた。
マラドーナ氏は自身のテレビ番組で、「メッシがトロフィーを受け取りに行きたくないのは見てとれた」とコメント。受賞はマーケティング関係者が決めたものだとし、「アンフェアだ」と述べた。
マラドーナ氏は1986年大会でアルゼンチンを優勝に導き最優秀選手に輝いた。一方のメッシはブラジル大会で4ゴールを記録したが決勝トーナメントでは無得点に終わり、決勝でもゴールネットを揺らせなかった。
マラドーナ氏は合計6得点を記録したコロンビアMFハメス・ロドリゲスが受賞してしかるべきだったとしながらも、アルゼンチン代表の全体的なパフォーマンスには満足しているとコメントした。