https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

【米軍イラク空爆】軍事顧問団派遣で情報収集…決断を後押し 目標選定能力が向上 - MSN産経ニュース

 オバマ米政権がイラクでの空爆に踏み切った背景には、6月から首都バグダッドや北部に米軍事顧問団を派遣し、目標の選定に不可欠な情報収集能力と、イラク軍との連携が向上したことがある。


 政権が当初、イラク側の空爆要請を事実上、拒否した理由の一つには、情報不足から攻撃目標の選定が難しく、市街地を中心に一般市民に犠牲者を出すリスクへの懸念があった。


 このため、イラク軍を支援する軍事顧問団に情報の収集・分析要員を多数動員したほか、無人偵察機を24時間態勢で飛行させ、イスラム過激派「イスラム国」の動向を監視してきた。


 米軍は、精密誘導弾により移動式火砲などをピンポイントで爆撃しており、目標選定能力が格段に向上したことを示している。空爆時には、敵が後で「誤爆だ」と主張した際に反論できるよう、爆撃の成否を要員が視認することも常だ。


 アーネスト大統領報道官は8日、政権が昨年、シリアへの空爆を見送ったことと比較し、「イラクでは情報要員が(イスラム国の)動向をよく把握している。シリアにはそうした要員がいなかった」と指摘した。