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対イスラム国軍事作戦 米軍が地上部隊育成へ NHKニュース

イスラム過激派組織「イスラム国」に対して、アメリカ軍はことし8月からイラクで、9月からはシリアで空爆を始め、軍事作戦には中東やヨーロッパなどから11か国が参加しています。
アメリカ軍はこれまでの空爆で、ナンバー2とされる指導者など複数の幹部を殺害するなど、「イスラム国」の攻勢を食い止めたとして成果を強調する一方、壊滅に向けてはイラクやシリアで戦う現地の地上部隊が欠かせないとしています。
このため、アメリカ軍は1500人の兵士を軍事顧問団として順次、イラクに派遣して、イラク軍やクルド人部隊の訓練を行うほか、来年3月ごろをめどに、シリアでの地上作戦を担うシリアの穏健派の反政府勢力に対する訓練を本格化させたい方針です。
一方、アメリカ軍は13年余りにわたるアフガニスタンでの戦闘任務を、ことしいっぱいで終え、再来年末までに完全撤退する予定ですが、反政府武装勢力タリバンの勢いは依然として衰えていません。アフガニスタンの治安を安定させるとともに「イスラム国」と戦う地上部隊を育成し、計画を軌道に乗せることができるのか、アメリカ軍の軍事作戦は今後、正念場を迎えることになります。