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典子さまと千家さん 出雲大社で結婚式 NHKニュース

結婚式を前に午前7時半から千家さんの使いが典子さまを迎えにあがる「入第(じゅだい)の儀」が行われました。
典子さまは、このあと車に乗り込んで、式場の出雲大社に向かわれました。
典子さまと千家さんの結婚式は午前11時から始まりました。
日曜日ということもあり、大勢の市民や観光客らが見守るなか、典子さまは、袿(うちぎ)に切袴(きりばかま)という平安朝ゆかりの装束に、「おすべらかし」と呼ばれる髪型で、神職の正装をした千家さんと並んで境内をゆっくりと進まれました。
後ろには、典子さまの母親の久子さまと姉の承子さま、妹の絢子さま、それに千家さんの両親らが続き、式場となる拝殿に入っていきました。
典子さまは、拝殿で女性皇族が結婚式などで身につける「小袿(こうちぎ)」と「長袴(ながばかま)」に着替え、再び回廊に姿を見せたあと、式に臨まれました。
結婚式は両家の親族ら21人が参列して神式で行われ、進行役の斎主は千家さんの叔父で出雲大社の千家隆比古権宮司が務めました。
宮内庁によりますと、式では斎主が祝詞をあげ、夫婦の心得を述べたあと、新郎の千家さんが神職を通じて誓いのことばにあたる誓詞を神前に供えました。
続いて、典子さまが千家さんと玉串をささげて拝礼し、二人で盃を交わされたということです。
5日はこのあと、典子さまと千家さんの婚姻届が出雲市に提出されることになっています。

典子さまは、平成14年に亡くなった天皇陛下のいとこの高円宮さまと高円宮妃の久子さまの次女として、昭和63年7月22日に誕生されました。
幼いころから音楽や美術に親しむ一方、バレエなどの習い事にも励み、芸術鑑賞や読書を趣味とされています。
小学校から大学まで学習院に通い、中学から高校にかけて演劇部やコーラス部で活動するとともに、イギリスでのホームステイも経験されました。
中学2年生のときに高円宮さまが亡くなり、久子さまのもと、2人の姉妹とともに成長されました。
大学では臨床心理学などを学び、在学中に始めた書道は今でも定期的に習われています。
二十歳の成年となったあとは、学業に支障のない範囲で公務に臨み、大学卒業後は進学や就職はせず、宮中行事や都内や地方での公務に当たられてきました。

千家国麿さんは、典子さまより15歳年上の41歳。
代々、島根県出雲大社宮司を務めてきた千家家の長男です。
平成8年に国学院大学文学部の神道学科を卒業したあと、東京の乃木神社と京都の石清水八幡宮を経て、平成17年から出雲大社神職となりました。
祭しのほか、家内安全や縁結びの祈願などを担当する祭務部の部長を経て、先月、権宮司に昇格し、父親の千家尊祐宮司を補佐しています。
出雲大社では、平成20年から「平成の大遷宮」が始まり、千家さんは実務責任者として、当時、NHKのインタビューに答え、「先人の方々が残してきた信仰や本殿を後世にしっかりと受け継いでいきたい」と述べていました。

千家さんの両親は、典子さまと千家さんの結婚にあたって連名でコメントを出し、「大きな喜びで、ご縁に感謝の気持ちでいっぱいでございます。今後、大國主大神(おおくにぬしのおおかみ)さまの和譲(わじょう)のみ教えを心として、2人が健康で幸せな人生を歩むよう祈っております」と述べました。

宮内庁によりますと、典子さまが初めて千家さんに会ったのは、大学に入学された直後の平成19年4月。
久子さまと出雲大社を参拝された際でした。
高円宮家と千家家が家族ぐるみでのつきあいを続けていたなかでのことです。
千家さんは東京と京都の神社での勤めを経て、出雲大社神職となっていました。
お二人はその後、徐々に交際を深め、結婚の話も出るようになりましたが、典子さまの学生生活や成年皇族としての活動も考慮し、時間をかけて結婚の意思を固められたということです。
婚約が内定したのはことし5月。
典子さまは記者会見で理想の家族像について問われ、「元気で明るく楽しい家族であってほしい」と答えられました。
典子さまはその後、下見などのため、日帰りで2回出雲市を訪れたほか、結納の品として納められた生地で、披露宴などで着るロングドレスを仕立てられました。
また、千家さんとはメールや電話でやり取りしながら、結婚に向けた準備を進められてきたということです。

典子さまが結婚によって皇室を離れられたことで、皇室は天皇陛下と19人の皇族となりました。
このうち、未婚の女性皇族は合わせて7人で、天皇の子や孫にあたる「内親王」は、皇太子ご夫妻の長女の愛子さまと、秋篠宮ご夫妻の長女の眞子さま、次女の佳子さまの3人です。
また、「内親王」以外の未婚の女性皇族「女王」は、故三笠宮寛仁さまの長女の彬子さまと次女の瑶子さま(ようこ)、高円宮家の長女の承子さまと三女の絢子さまの合わせて4人です。

典子さま千家さん「心晴れやか」 NHKニュース

はじめに、報道陣から「ご結婚おめでとうございます」と祝福されると、二人で口をそろえて「ありがとうございます」と答えられました。
続いて、結婚式を終えた気持ちを尋ねられると、千家さんが「きょうは、台風が近づき心配していましたけれども、無事に済みまして大変心が晴れやかです。たくさんの方から声をかけていただきまして、大変うれしく思いました」と話しました。
続いて典子さまが「お儀式が滞りなく済みまして、私もほっとしています」と述べられました。
また、ご家族に対する気持ちについて、典子さまは「今までと変わりなく、大変に愛情を注いでいただいていますし、私も愛情を注いでいます」と話されました。
千家さんは「これまで大変お世話になりました。これからは、二人力を合わせて、すばらしい家庭をつくっていきたいと思っています」と語りました。
最後に、今後の出雲での生活について尋ねられ、千家さんが「まちの皆さん方と共に大神さまの下、末永く幸せに暮らしていきたいと思っております」と話すと、典子さまも「私も同じように思っています」と述べられました。

【典子さまご結婚】典子さま「ほっとしております」 千家さん「大変心晴れやか」 式直後にお答えに - 産経WEST

 −−お二人は出雲での新生活をどのように過ごしていくお考えでしょうか


 千家さん「まちの皆様とともに、この大神さまのもと末永く幸せに暮らしていきたいと思っております」


 典子さま「わたくしも同じように思っております」

【典子さまご結婚】地元出雲は祝福ムード一色 式後、典子さまは「ほっとしております」、千家さんは感極まる表情 - 産経ニュース

 午後1時25分ごろ、代理の宮内庁職員らが役所に婚姻届を提出し、晴れて夫婦となったお二人。早速、出雲大社内の神楽殿で行われた「吉兆行事」に招かれた。氏子らが高さ10メートルを超えるのぼりを立て、千家さんが卒園した大社幼稚園の園児らが祝福の言葉をかけるなどして歓迎した。

【典子さまご結婚】結婚式は出雲大社伝統のしきたりで - 産経ニュース

 式場となった拝殿に入ったお二人は、斎主を務めた千家さんの叔父、千家隆比古(せんげ・ながひこ)さん(66)から祝詞に続いて「神誡(かみのみおしえ)」を受けられた。大社が祭る大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)と妻の須勢理比売(すせりひめのおおかみ)との結婚の伝承にちなみ、夫婦のあるべき姿を説いたものだという。


 その後、お二人で拝殿の中央に据えられた「天之御柱(あめのみはしら)」を交差するようにめぐり、神前に進み出られた。天之御柱は実際にはいわゆる柱ではなく、出雲大社の紋が入った錦の御旗を付けた鉾(ほこ)を立てたもの。伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)が柱を回って出会ったという「国生み神話」に由来する。


 さらに、千家さんが神職に「互に愛し合い苦楽を共にして明るい家庭を築き世のため人のために尽します」などと書かれた「誓詞(ちかいのことば)」を渡し、神前に供えられた。通常は新郎新婦で読み上げるが、千家さんの両親の結婚式にならい、お二人は読み上げなかった。


 玉串をささげた後の拝礼も、通常の神社の二礼二拍手一礼ではなく、出雲大社独特の二礼四拍手一礼で行われた。


 式が終わった後は、参列したご親族とともに、約60年ぶりの「平成の大遷宮」で修造を終えたばかりの本殿を参拝された。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141004#1412419191
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140928#1411902531
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140928#1411902538
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20130223#1361627466