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絢子さまは、ロングドレスに勲章を付けて、皇居・宮殿の「松の間」で「朝見の儀」に臨まれました。

絢子さまは、まず、天皇陛下の前に進み出て一礼し、「今日まで長い間、深いご慈愛をもってお導きいただきましたことを謹んで御礼申し上げます」と述べられました。

これを受けて、天皇陛下は「このたびはおめでとう。今後とも二人で愛をはぐくみ、よい家庭を築いていくよう願っています。二人の末永い幸福を祈ります」とはなむけの言葉を贈られました。

続いて、絢子さまが皇后さまの前に進み出てお礼を述べられると、皇后さまは「このたびはおめでとう。どうかお二人してよい家庭を築き、ともによい社会人として過ごしていかれますように、お二人のご健康と幾久しいお幸せを祈ります」と述べられました。

このあと、黒豆と日本酒、それにみりんを煮詰めた九年酒と呼ばれる酒が盃に注がれ、両陛下と絢子さまが別れの盃を交わされました。

そして、ごはんやかまぼこ、塩ゆでしたえびなどが盛られたお祝いのお膳に、両陛下と絢子さまがはしをつけるしぐさをされ、儀式が終わりました。

絢子さまが皇族として皇居を訪ねるのは26日が最後で、宮殿の前では、宮内庁の職員や皇宮警察の護衛官らおよそ350人が整列して絢子さまを見送り、絢子さまは職員らの拍手に繰り返しおじぎをして応えられていました。

絢子さまとお相手の守谷慧さんの結婚式は、今月29日に東京の明治神宮で行われます。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/09/19/200015(絢子さま「告期の儀」 結婚式の日取り正式決定)