異例の金融緩和でFRBの正当性に疑問=米リッチモンド連銀総裁 | Reuters
米リッチモンド地区連銀のラッカー総裁は31日、米連邦準備理事会(FRB)が金融危機を受け実施した異例の措置に多くの人が驚き、FRBの正当性に疑問を投げかけたとの認識を示した。ブルームバーグラジオとのインタビューで述べた。
総裁は「FRBが正当性を回復するのにしばらく要する。われわれは取り組む必要がある」とした。
FRBへの不信は「超党派的」なもので、来週実施される中間選挙で解決されることはないとの見方を示した。
12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の焦点は何かとの質問については、「(金利の道筋を示す)フォワードガイダンスの調整が必要か、そしてインフレ動向がどうなっているか」と答えた。