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ノバルティス報告漏れ 3200人余に NHKニュース

この問題は、大手製薬会社ノバルティスファーマが販売する2種類の白血病の治療薬について、営業担当の社員が重い副作用の症例を把握していながら安全担当の部署に伝えず、国にも報告していなかったもので、会社はことし7月、厚生労働省から業務改善命令を受けています。
ノバルティスファーマは、白血病の治療薬やそれ以外の薬についても、重い副作用が把握されていたにもかかわらず国に報告していなかった患者は最大で1万人に上る可能性があるとして調査を進めた結果、報告を怠っていた患者は3264人だったことが分かったということです。
大半は抗がん剤の副作用の症例で、会社側によりますと、死亡した患者も複数いたものの、薬との因果関係が強く疑われるケースはなかったということです。
ノバルティスファーマは、「製薬会社にとって極めて重要な副作用報告を適正に行っていなかったことを深くおわびし、信頼回復により一層努めます」とコメントしています。