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発表によりますと、イギリスの製薬大手「グラクソ・スミスクライン」は、アメリカの大手「ファイザー」と、風邪薬や痛み止めといった一般向けの医薬品の事業を統合し、新しい会社を設立することを決めました。

新しい会社にはグラクソ・スミスクラインが68%、ファイザーが32%を出資し、統合の手続きを終えたあと3年以内に株式を上場する計画です。

新会社の売り上げは98億ポンド(日本円でおよそ1兆4000億円)となり、一般用の医薬品の分野では世界有数のメーカーが誕生することになります。

会社側は、統合によって2022年までにおよそ700億円のコスト削減につながると説明しており、統合による効果を新薬の開発などに振り向けるねらいです。

世界の製薬業界では競争が激しさを増す中、業界再編の動きが続いていて、今月5日には国内最大手の武田薬品工業アイルランドの製薬大手「シャイア-」を買収することが両社の株主総会で承認され、およそ6兆8000億円に上る、日本の企業としては最高額となる海外企業の買収が正式に決まったばかりです。