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オバマ米大統領が、キューバとの国交正常化に向けた交渉開始を発表、次は、北朝鮮との国交正常化だ - 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

 安倍晋三首相率いる自民党は、今回総選挙(12月2日公示、14日投開票)の結果、過半数(238議席)を53議席も上回る291議席を獲得していながら、依然として「底知れない大きな恐怖」に苛まれている。それは、一口に言えば「3度野党に転落する」ことだ。「2度あることは、3度ある」と怯えている。安倍晋三首相は、この恐怖感から電撃解散・総選挙を断行したのであった。公示前295議席もあったのに、安心できず、「ドブに落ちた犬(民主党など)は叩け」という言葉に従い、民主党など野党を徹底的に叩き潰す作戦に出た。しかし、大圧勝したいま、「わが世の春」がいつまで続くかわからず、「野党転落の恐怖」は消えていない。なぜなのか。それは、「あの大物政治家」がいま、与野党の狭間に立って、これからどう動くか判然とせず、敵に回せば、自民党が「3度野党に転落」することもあり得るからである。