自民の大勝、小選挙区制が後押し 得票率は48% #朝日選挙報道 https://t.co/qH3CLIvffA
— 朝日新聞・選挙報道 (@asahi_election) 2017年10月24日
野党一本化なら63選挙区で勝敗逆転 得票合算の試算 #朝日選挙報道 https://t.co/Z9xAenoUKQ
— 朝日新聞・選挙報道 (@asahi_election) 2017年10月23日
枝野氏「野党再編考えず」 立憲民主党 https://t.co/ZSyHmJRTQh
— 47NEWS (@47news) 2017年10月23日
わかります。私は支持政党がやっとできたので、堂々と「立憲民主派」と名乗れるのが嬉しいです。支援のスタンスは、私も船田さんと同じですね。これから党の形もさまざま変わるでしょうし「これからの政党」ですから紆余曲折あると思います。草の根の民主主義の根幹が揺らがないかぎり支持し続けます。 https://t.co/Iswhr2MVC7
— T. Katsumi (@tkatsumi06j) 2017年10月23日
だれも気にしてないかもしれないけど、東京ブロックでは、支持政党なしに12万5000票入ってて本当にヤバい。これは日本維新の会19万8000票に次ぎ、社民党5万6000票をはるかに上回る。https://t.co/m1it7098zs
— yunishio (@yunishio) 2017年10月23日
改めて小選挙区制が極めて非民主的な選挙制度であることと、メディアがそのことを問題視しないで「野党分裂で自民漁夫の利」とか報じてことにうんざりするな。
— 中野晃一 Koichi Nakano (@knakano1970) 2017年10月23日
野党側が共産党から希望の党まで一緒にならないと、創価学会と日本会議が一緒になってる与党に勝てない選挙のあり方っておかしいだろ。
#リベラル#反二大政党制
そのために小選挙区制にしたのだから、おかしくない。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20171023#1508755221
小選挙区制である以上、たとえ僅差でも得票数が上回った方が圧勝するのは当然。それは政権交代の起こりやすさを意味するわけで、将来それが叶った時のために、野党はあまりケチをつけない方が得策。むしろ野党は、野合批判をかわすべく、政策の錬度を高めて一体感のある政策集団の形成に努めるべき。
— 野村修也 (@NomuraShuya) 2017年10月23日
民進党の執行部に対し、共産党との共闘は彼らを利するだけと叫び続けて来たが、この結果には驚きを禁じ得ない。共産党は、ここまで肉を切らせて骨を断つの覚悟だったのかと。ただ、換言すれば、立憲民主党と共産党との親和性を如実に示しているとも言える。希望の党には到底できない芸当だ。 https://t.co/fdzDlD1S2V
— 長島昭久 (@nagashima21) 2017年10月24日
民の主? 何言ってんだ、こいつ? https://t.co/szFfeUj0Yq
— 岩上安身 (@iwakamiyasumi) 2017年10月23日
デーブは、なんでこんなにまともなことを言えるのか。 https://t.co/fi5ngvu4P7
— 岩上安身 (@iwakamiyasumi) 2017年10月23日
#CIA
きのうのNHKの選挙特番、アナウンサー三人が満面の笑みで登場した瞬間から、ああ自民党が勝ったんだなと思った。民放各局も、なんであんなに嬉しそうに娯楽化して「勝ち負け」レベルで騒げるのかと思う。自分や家族の五年後十年後を想像しないのか。https://t.co/CjTTYlPdJV
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) 2017年10月23日
テレビは見ない、というのは正解です。びっくりするほど、テレビは不要なのだということに気がつきます。タバコは死んでもやめられないと思っていたのが、禁煙に成功すると、タバコなんて全く必要なくて、ヤニ臭さが急に匂うようになるのと同じ。テレビ中毒を脱すると、健康にいいですよ。 https://t.co/5pTupZ94kD
— 岩上安身 (@iwakamiyasumi) 2017年10月23日
僕のもとにテレビは頑張れ的なメンションがたくさん寄せられるのですが、なぜなんでしょうか? 何回も言っているように、テレビに国民本位とか市民寄りとか、無理です。国民はテレビに一円も金を出していません。テレビはスポンサーのためにある、広告媒体です。電波は権力から借りています。無理。 https://t.co/YdSzcq2LnT
— 岩上安身 (@iwakamiyasumi) 2017年10月23日
経団連会長「安倍政権には国民の痛みを伴う思い切った改革をやって頂きたい」
— ロジ (@logicalplz) 2017年10月23日
殺す気だろこれもう。
経団連会長「痛み伴う改革を」 | NHKニュース https://t.co/MKwcmxZgHk
経団連会長「痛み伴う改革を」 | NHKニュース https://t.co/kgTtmtfOgK
— 山口二郎 (@260yamaguchi) 2017年10月23日
経済界の偉い人は、痛みは常に他人、特に一般市民が被るべきもので、企業経営者は金もうけするためのわがままを聞いてもらうのが当たり前と思っているようだ。不思議極まりない
自民の支持率は、20代が40.6%と最高だった。立憲民主は60代の17.8%が支持するなど高齢層の支持率が高かった。最も高かったのは60代。70歳以上が16.7%とそれに次いで高かった。10〜30代ではいずれも10%を下回った。 https://t.co/9NK1qXNmNW
— 野村修也 (@NomuraShuya) 2017年10月23日
小池晃「政党助成金は政治をダメにするんですよ。国民に目を向けなくなる。今回、立憲民主党が選挙にあたって皆さんにカンパを求め、皆さんがそれに応じて資金が集まった。あれこそが民主主義の在り方を示すものなんですよ」https://t.co/CfA6jV5m3c pic.twitter.com/YCfEEO8mD7
— 🏕インドア派キャンパー (@I_hate_camp) 2017年10月21日
「小池さんは変わった」と話す支援者も 都議らに危機感 #朝日選挙報道 https://t.co/5VG1NKHvS7
— 朝日新聞・選挙報道 (@asahi_election) 2017年10月23日
「選挙は勝つことも負けることもあるが、今回は地域活動をしっかりやった人が強かった。私たちも、都民との約束を地域でしっかりやっていこう」
Gカーティス氏「日本のチェックアンドバランス壊れた」 #朝日選挙報道 https://t.co/W2CmtO4jRU
— 朝日新聞・選挙報道 (@asahi_election) 2017年10月23日
希望の党の唯一の救いは小池百合子の知恵袋(?)若狭勝が惨敗したことだ。この程度の検事上がりを股肱之臣とした小池の器量も知れたもの。所詮権力に使われる刺客に過ぎなかった。自民が勝った小選挙区で維新を除く野党が統一候補を立てていたならば、単純計算だが59選挙区で勝利だ。参院選の参考に。
— 二見伸明 (@futaminobuaki) 2017年10月23日
公明党が比例区で5議席も負けた。小選挙区では自民の強烈な応援もあるので公明の実力はわからないが、比例区は党の実力が明らかになる。公明否創価学会の体力が相当に衰えているといえよう。右傾化路線に会員が疑問を持ち始めたのだ。自公大勝の陰に自公衰亡の道筋が見える。学会の総括は如何に。
— 二見伸明 (@futaminobuaki) 2017年10月23日
改憲論議、首相が意欲 慎重論に傾く公明、野党の溝は… #朝日選挙報道 https://t.co/OPw5btgddZ
— 朝日新聞・選挙報道 (@asahi_election) 2017年10月23日
公明党は、自民党から離れた都議選よりも、自民党とひっついた総選挙東京ブロックで十万票以上減らしました。なぜそうなったかを考えたら、おのずと改憲からは距離を置かざるを得ないでしょう。 https://t.co/sR6B80BcnZ
— こたつぬこ (@sangituyama) 2017年10月23日
今回の総選挙は、ある意味60年安保の再現を狙ったともいえます。あの時は野党と運動の力を使い、岸を切り捨てて、自民はトランスフォームしたわけです。続く https://t.co/UZeAh7Q7i1
— こたつぬこ (@sangituyama) 2017年10月23日
60年安保は、自民党がある意味、野党の力を使い、岸信介を切り捨てて、池田勇人、大平正芳、宮澤喜一に続く、軽武装経済成長路線に舵を切る契機になりました。今回は、小池が安倍切りに失敗した。失敗したダメージは自民党にこそ根深いかもしれない。続く。 https://t.co/C92cIZBGzs
— こたつぬこ (@sangituyama) 2017年10月23日
60年安保の時、岸信介はデモ隊を共産主義者といい、宮澤喜一はあれは国民だと言ったように、安倍がデモ隊を「こんな人たち」と言ったのに、石破はあれが国民だと言う機会を失した。そのツケは自民に回りますね https://t.co/C9q2Yz1TJF
— こたつぬこ (@sangituyama) 2017年10月23日
今回の総選挙で一番ダメージを被ったのは、実は自民党なんですよ。自民党を野党の力を借りないと、国民多数派の政党には再生できないと言うのが、石破や小泉進次郎たちの問題意識でした。しかしそれは完全に失敗した。だから自民党はいま右往左往しているわけです。 https://t.co/kYzx3iLSiA
— こたつぬこ (@sangituyama) 2017年10月23日
これから自民党内部の反安倍の、総裁選に向けた策動がはじまります。しかし、いいかげん自民内の抗争につきあわされるのは、飽き飽きですよね。石破だ、小泉だに利用されない、健全な野党が対抗軸を立ちあげないと。これは数の論理ではない。 https://t.co/OHI7iegvup
— こたつぬこ (@sangituyama) 2017年10月23日
こたつぬこが、今回の総選挙で一番ダメージを受けたのは自民党だというのに、違和感があるとしたら、それは昔のヘゲモニー的な自民党を知らないから。 https://t.co/53ieplDU0a
— こたつぬこ (@sangituyama) 2017年10月23日
小沢さんは、自由党再結集か、他党へ合流か、早めにお考えを示すべきです。政治討論会で一つの党として認められず、党首が呼ばれず、日本のこころなどが呼ばれていたのは痛かった。希望がダメだと見切りをつけるのも遅かった。もう政界再編の夢は結構。野党共闘に地道な汗をかいてください。 https://t.co/mh4yS2rZED
— 岩上安身 (@iwakamiyasumi) 2017年10月24日
#反小沢派
希望の正体は、立ち上げの時から僕は一度も見誤ったことはない。彼らはあわよくば野党第一党、しかも民進を丸呑みしつつ改憲・安保法制賛成へ一挙に「転向」できればと考えていた。こんな基本政策ロンダリングクーデターなど、もちろん有権者への背信であり、犯罪的行為であって、受け入れられない。 https://t.co/A4y5o86Xz6
— 岩上安身 (@iwakamiyasumi) 2017年10月24日
自民大勝と『ネット右翼亡国論』。今頃、「小池百合子」批判や「希望の党」批判してる人たちが多いが、自分たちの不明を恥じる気は無いのか? 〜〜〜(下へ続く。- 哲学者=山崎行太郎のBlog『毒蛇山荘日記』 https://t.co/po1qgbxSdY
— 山崎行太郎=『ネット右翼亡国論』発売中! (@yamazakikoutaro) 2017年10月24日
?私は、今こそ、「小池百合子とはなんだったのか」という、小池百合子批判ではなく、小池百合子論が必要だと思う。私は、小池百合子は、このままでは終わらないと思う。復活すると思う。安倍晋三や小泉進次郎等は政治家としては消えていくだろうが、小池百合子は消えないだろう。
— 山崎行太郎=『ネット右翼亡国論』発売中! (@yamazakikoutaro) 2017年10月24日
立憲民主党の政党支持率を高めるためには、なるべく立民党の中立表象を維持し、中道表象を世論に訴求しないといけない。当然のことだ。そのことが9条を守る策にも繋がる。にもかかわらず、立民党を左翼表象にしようとしているバカがいる。左翼の色を塗りたくって自慢して喜んでいるバカがいる。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2017年10月24日
立民 枝野代表 野党連携は“永田町の数合わせ”に関与せず #nhk_news https://t.co/ZMWlYqyfml
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年10月24日
今回の衆議院選挙で、野党第1党になった立憲民主党は24日午後、国会内で、初めての両院議員総会を開き、50人余りが出席しました。
この中で枝野代表は「われわれに対する期待は、今までの政治とは次元の違うところに旗を立てたということへの期待だ。従来の、上からの政治や政策を草の根からの民主主義、足元からの暮らしの政策に変えていく」と述べました。
そのうえで枝野氏は、野党勢力の連携の在り方について「野党再編ばかり尋ねられて、いらだちを覚えるが、『永田町の数合わせ』に関与していると誤解されれば期待はあっという間にどこかへ行ってしまう」と述べ、党の理念や政策の一致が連携の前提になるという認識を示しました。
このあと会合では出席者から、「草の根からの政治を実現するため、ボランティアが参加できる仕組みを検討してほしい」といった要望が出されました。
また、辻元政務調査会長が国会対策委員長を兼務することを決めました。
安倍首相、枝野氏台頭に顔面蒼白…自民党内の反安倍、立憲民主党と連携で「安倍下ろし」も https://t.co/vFfw5JEICg pic.twitter.com/ChI9zCJ9ra
— biz-journal (@biz_journal) 2017年10月23日
誰よりも脅威に感じているのが、ほかならぬ安倍首相」と解説するのが、政治ジャーナリストの朝霞唯夫氏だ。しかも、これまでの「安倍一強」の時代が終わりを告げ、これからの政局や選挙民の世論は自民党の派閥をも巻き込み、「親安倍vs.反安倍」に移っていくという。
安倍首相のシナリオは、希望の党が第一党になり、阿吽の呼吸で国会運営を進めていくというものだったが、現実主義者で反安倍の対抗軸を示した枝野代表により、そのシナリオが狂ったのが安倍首相の笑顔が消えた理由だ。自民党の派閥も清和会、大宏池会結成、旧木曜クラブの3派に収斂し、派閥活動も活発化していくという見立てだ。これからの政局は与野党問わず刺激的な政局になっていくだろう。
今回、立憲民主党が野党第一党に躍り出た背景には、無党派層に加え、共産党票の一部だけではなく、公明党票の一部も流入しているのです。
今回の選挙結果に危機感をもった山口公明党代表は、安倍首相に対してブレーキ役を果たすでしょうし、安倍首相は現行憲法を活かしつつ、加憲という方向で落としどころを考えています。
しかも臨時国会冒頭解散という支持率をさらに下げる暴挙に出ましたが、安倍首相も解散するか否かでぎりぎりの線まで悩み、解散会見当日に小池百合子氏が「希望の党」結党会見を行なったときは、安倍首相は内心「困ったことになった」と思ったでしょう。実は、この作戦の軍師は小沢一郎自由党代表と前原誠司民進党代表で、ここまではうまくいっていました。それが小池代表と前原代表の暴走により野党は混乱し、選挙戦に突入してしまったのです。
朝霞 婦人部の怒りの矛先が自民党に向き、都知事選、都議選でそれが如実に現れました。はじめは、婦人部からは小池代表の評価は、「悪い自民党に立ち向かうジャンヌダルク」でした。ところが小池氏のミスで「ジャンヌダルクからマリーアントワネット」に変化、今度は、婦人部の怒りが自民党だけではなく、希望の党にも向いたのです。そこで婦人部の一部は、独自の意向が働き立憲民主党の候補者に投票したのです。その理由は、安倍首相のことはとことん嫌っているからです。
そもそも公明党は生活と平和の党で、基本的にお子さんを育てて苦労されているお母さんたちであり、好戦的な安倍首相が嫌いなのです。「安倍首相も小池代表も嫌い」となったとき、選択肢は立憲民主党だったのでしょう。
朝霞 わたしたちメディアは、政治家を保守とリベラルに色分けをします。枝野代表はリベラルと思われがちですが、現実主義者で政策を見ても旧社会党のような左翼的な政策を掲げていません。それではなぜ、野党第一党に躍り出たかといえば、自民党に代わる受け皿をつくったことに尽きるのです。もっと言うと、反自民党というよりも反安倍の受け皿をつくったことが大きいです。反安倍だからといって共産党を支持するわけにいかない方は多くいます。反安倍でメニューを明確にして対抗軸になったことが、今回の勝利に尽きます。
たとえば、小池代表の失策は、いわゆる「排除の論理」もあったかもしれませんが、安倍首相に対しては「是々非々」「連携もある」という姿勢で望むとの対応でした。日本維新の会も同じです。この「是々非々」という言葉は立ち位置が明確でなく、選挙民からは、「数が取れれば、安倍に賛成するのでしょ」と思われました。だから、選挙で勝てなかったのです。
――安倍一強といわれる自民党内ですが、派閥に変化がありますか。
朝霞 中長期的な政局で見ると、自民党は今後3つの派閥に収斂されていきます。麻生派に山東派が加わり、これに岸田派を加えて大宏池会構想の実現を狙っています。今、大島理森氏が衆議院議長ですが、次の議長を考えた場合、かっぷくやキャリアを考えれば、額賀福志郎氏です。平成研究会という派閥を率いていますが、議長になると派閥の長が代替わりするので、その際に平成研究会会長は竹下亘氏です。竹下氏と二階氏はよしみを通じ、二階派や石破派も合流し、旧田中派(木曜クラブ)の復活を狙います。清和会、大宏池会、木曜クラブの3派の動向が次の自民党総裁選のポスト争いにも影響を及ぼすでしょう。カラーでいえば、清和会は岸派の流れをくむ自民党傍流で、各派閥は自民党本流としての力を戻すことになっていくのではないでしょうか。
しかも今回、清和会は選挙で人材を落としましたので、安倍首相の顔色は冴えません。今まで以上に強引な国会運営は、もはやできないのです。さらに支持率が下がれば後ろから寝首をかかれることがあるのです。
各党首インタビューでも、これまでの選挙戦では満面の笑みを隠せませんでしたが、今回は笑っていませんでした。最初は恐れおののき、解散をし、風向きが代わりこれは行けると思った結果、ふたを開ければ、現実主義者で反安倍の代表格である枝野代表が台頭したというのは本当に脅威です。自民党政局が揺らげば、枝野代表と組むぞといつでも脅すことが清和会以外の派閥がカードとして持つことができたので、枝野代表の存在は安倍首相にとっては極めて大きな脅威になっています。
本来、安倍首相にとってのベストシナリオは、希望の党が100を超えず80あたりでとどまり、野党第一党になることでした。これに日本維新の会も加われば国会運営も政局も自由になると想定していたのです。その思惑が大きく外れました。
――その希望の党ですが、そもそも今後、党として維持できるのでしょうか。
朝霞 そもそも今もって党規約も幹事長も決まっていない政党は組織といえるのでしょうか。パリに行くことが決まり、旧日本新党からの友人である樽床伸二氏に代表代行を任せるなど、小池氏には安倍首相の「お友達政治」を批判する資格はありません。
小池氏は党務経験が少ないので党運営などのマネージメント能力が欠如しています。野球にたとえれば10年連続で3割バッターとして活躍するようなスター選手なのかもしれませんが、監督としての能力はまったくありません。企業でいえば、企業経営者にも向いていません。存続させるためには解党的な出直しをして、民主的なルールをつくる。仮に次の代表を選ぶ局面になれば、お友達を後任に選ぶのでは、それはもはや小学校の学級委員を選ぶのと同じです。
組織なのですから、党規約を定め、推薦人を集め、しかるべく時に代表戦を行ない、選挙で決着をつける。政党のあり方はこのようことです。しかし、現実には代表を選任する規約が存在しないというのは、どれだけ有権者を馬鹿にした政党なのかと憤慨しています。
もし仮に組織として再生する可能性があれば、小池氏個人ですべて政策や基本理念などを決めるのではなく、規約にのっとり集団の力で決めていくことに尽きます。もしできなければ、引き潮のように希望の党から国会議員が去って行きます。ある人は、「立憲民主党さん、面倒見てください」という方もいれば、「私は当分、選挙もないので無所属でいいよ」という方もいるでしょう。
――同じく自民党の補完勢力である日本維新の会も退潮ムードでした。
朝霞 大阪圏内に限っていえば、自民党大阪府連が勢力の巻き返しに成功したことが大きいです。もともと、大阪や京都は左派が強い地域なのです。辻元清美氏が選挙に強いのは、その大阪ならではの土壌があります。
日本維新の会の退潮は、希望の党とも話がリンクしますが、安倍政治に対して「是々非々」と言いつつも、与党なのか野党なのか軸足をはっきりしないと有権者は不安になります。1976年に河野洋平氏らが自民党を離党し新自由クラブを結党しましたが、最初は人気がありました。しかし結局、自民党と連立し、完全に補完勢力となり、党そのものが消滅しました。自民党の補完勢力は後の時代にも歴史的に存在しましたが、いずれも消滅しています。なぜ、自民党の補完勢力が消滅するかといえば、自民党が好きな人は自民党に投票すれば済む話ですから、補完勢力に投票しません。よって補完勢力は消滅する運命なのです。
――今後の政局をスバリ占うキーワードは。
朝霞 これまでのキーワードは「安倍一強」でした。それが「親安倍vs.反安倍」に代わります。自民党各派閥、各政党は、軸足をどこに置くかで政局は変化します。もはや、安倍政治に対して「是々非々」という文言は通用しません。「親安倍」か「反安倍」かのどちらに旗を立てるかが、今後の政局を占う大きなキーワードになっていくでしょう。
「謙虚に」「謙虚に」…閣僚が連発 衆院選終え初閣議後 https://t.co/iDfIWa1vvs
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) 2017年10月24日
自民が大勝しすぎて #憲法改正 は困難になった(特別寄稿) - アゴラ https://t.co/URF8cak9R1
— 八幡和郎 (@YawataKazuo) 2017年10月23日
憲法改正についてのポジションについては、論理的には四種類あると思う。
①押しつけ憲法だからという考えに基づく過激な改正
②現憲法の基本精神は悪くないが改善点はあるという前提での温和な改正ならいい
③現行憲法を死守
④左からの改正には賛成だが右からの改正は反対という共産党などの立場。
世の中で改憲派といっているのは①である。③と④が自称護憲派だ。②は中間派である。ただし、昨今は、枝野氏のように、安倍内閣による改正には内容の如何にかかわらず反対という⑤がいるが、これは、まじめな憲法論争の対象ではない。
そして、現実に改正が可能になるのは、①と②がほどよくまとまり、③のかなりの部分が仕方ないと思うような内容であるときだけだろう。そうでないと国民投票で承認されない。④と⑤のことは無視してよい。
そして、希望の党の出現は、まさに、そういう状況を生み出せるものだったのだ。自民党や維新は①か②だし、公明党は②、そして、①②③⑤のいずれも含む民進党のうち、③や⑤の路線にどうしても拘るという分子は排除ないし、黙らせることが可能だったのだ。
となれば、自民党・公明党・維新・希望が合意した内容だったら、共産党(④)・社民党(③)と民進党はぐれ組の10〜20議席が反対したところで、なんとか国民投票を乗り切ることは出来ただろう。従って、今回の選挙で、希望の党から排除された20人程度の現職が10人程度になり、希望が80〜100人程度になるのが、もっとも憲法改正には現実的な状況だったように思える。
そうすると、立民が安倍内閣による憲法改正に賛成するはずないし、野党第一党が反対陣営にいるなかでの国民投票はかなり危険である。そして、その危険を公明党はおかすことを承知しないのではないか。
NHKのニュースだと、特別国会を1週間ほど開いて今年はそのまま国会閉幕と言っていた。おそらく11月から12月に北朝鮮と準有事状態にして、その空気感の中で9条改憲論議を詰めて行くんだろう。?党内、?維新・希望、?公明の順番で。1月の通常国会(憲法審査会)で条文案を提示という日程。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2017年10月24日
私が事務局でとりまとめた自民党第一次改憲草案(2005年):第9条、1項は変えず、第2項「我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を確保するため、内閣総理大臣を最高指揮者とする自衛軍を保持する」、第3項「自衛軍は、第1項の規定による任務を遂行するための活動のほか、(続く)
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) 2017年10月24日
法律の定めるところにより、国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行われる活動及び緊急事態における公の秩序を維持し、又は国民の生命若しくは自由を守るための活動を行うことができる」、第4項「前2項に定めるもののほか、自衛軍の組織及び統制に関する事項は、法律で定める」。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) 2017年10月24日
自民党が、政権与党時代に、立憲主義を堅持し、より多くの国民が合意できる様に、タカ派色を抑えて作ったのが第一次草案。野党時代に、立憲主義を鮮明にせずに、左翼の民主党政権を念頭に攻撃的に出したのが第二次草案。前者のほうが、多くの国民の賛同を得ることができると思う。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) 2017年10月24日
憲法13条「すべて国民は、個人として尊重される」、この「個人」が「国家」との対極概念。それを自民党第二次草案のように「個人」を「人」に変えてしまったのでは、「犬や猫」との対極概念になってしまう。後でブログに書く。また、拙著『憲法改正のオモテとウラ』(講談社現代新書)参照。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) 2017年10月24日
#個人主義
舛添要一 公式ブログを更新しました。 『立憲主義から見た自民党憲法改正第一次案と第二次案』 https://t.co/igTt2gqbzS
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) 2017年10月24日
#政界再編#二大政党制