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山内志朗

年をとったら、精神的にも大人になって、全世界の人に嫌われても、全世界の人を愛せるぐらいの精神的余裕ができるのかなと思っていたけれど、そんなことは人間である限りありえないことだ。全人類に憎まれても全人類を愛せる人は人間ではないのでしょうか。

山内志朗

年をとって死が近づいてくると、知恵が付いて、悟り始めるのかと思っていたが、死ぬまで人間はもがき続けるんですね。欲望まみれのまま、何も分からないまま死んでいく、それもまた人間の真の姿であると分かるのが悟りなのだ。生にこだわれ、生にもがき続けろ。

山内志朗

「人間教」に改宗したわけではありません。神は細部に宿ると言われるように、存在論は部屋の隅っこの塵や貧者の一灯や人間のくだらない、どうしようもない情念の中に宿り輝いていると思うからです。哲学のテキストは、難解なスコラ哲学書だけではなく、一人一人の人間が読まれるべきテキストです。

山内志朗

唯名論は、普遍は名のみのものであるという考えとか、実在論を批判し、中世神学を破壊したとか、懐疑主義だとか唯信主義だとか二重真理だとかいう、中傷好きの思想史整理は、壊すべきだ。「我が仏、尊し」というのは、仏の道に反する。万物を救うべし。

山内志朗

原稿を書いていると妄想ばかりが爆発するごとく噴き出してきます。若い頃は、この妄想を燃焼することの方に全力をつぎ込んできました。だから論理的で無味乾燥な文章ばかり書いてきました。そして、お骨になった文章ばかり発表してきました。

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