宇賀さん・吉田さん・相内さん、女性アナのホンネ語る:朝日新聞デジタル
――相内さんと宇賀さんは、立教大学の先輩後輩だったそうですね。
宇賀 そうなんです。
――学部も学科も一緒ですか。
相内 一緒ですね。
宇賀 今はなき、社会学部産業関係学科というところです。
相内 経営とか、経済、メディアも含めて産業関係を幅広く学んでいました。
宇賀 社会学部のなかでは、一番社会学以外のことをできる学部でしたね。
相内 宇賀ちゃんと授業を隣の席で受けていたこともあります。私が全然単位がとれてなくて(笑)
宇賀 割と4年生でもしっかり授業にいらしていて。
相内 宇賀ちゃんは3年生の時点で大体、単位を取り終えていて。
――入社面接のような質問で恐縮ですが、皆さんがアナウンサーを目指した動機を伺えますか。
相内 私は元々ナレーションが好きで、中学校の時とか放送委員会に入っていました。中学・高校と国語の先生に勧められてNHKの放送コンテストに応募したりしていて、そういう声の仕事に携わりたい、という思いがずっとありました。
宇賀 私は小学校の卒業文集に、アナウンサーか新聞記者になりたいと書いたんです。当時からマスコミに憧れがあったんですよね。試験の時にも、アナウンサーだけでなく、記者やディレクターもやりたいと言いました。自分で何かを取材して発信する、言葉にして伝えるという仕事にずっと憧れがあって。アナウンサーはなりたかったんでしょうけど、まあなれないだろうなって思ってました。誰にも言わずに採用試験も受けましたし。
相内 受かった後も、教えてくれなかったよね(笑)。
宇賀 それは、受けている時も言ってなかったから(笑)。受かっちゃった後も、みんなが今から就活みたいな雰囲気のなかで、どうやって言ったらいいんだろうって。
吉田 私は正直、大学生の頃までアナウンサーになりたいって思ったことが一度もなくて。そろそろ就職活動を始めなきゃと思った時に、アナウンススクールに通ってみたんです。アナウンサーだけじゃなくて、ほかの企業の面接の勉強にもなるんじゃないかと思って。
通ったらすごく楽しくて、本当に魅力的な仕事だなと感じたのがキッカケです。でも、いま思い返すと、小学校の文化祭の時とか、何かのイベントの時っていつも司会をやってたんですよね。なので、意外と昔から好きだったのかな、と感じています。