https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

東証大納会 年末終値は15年ぶり高値 NHKニュース

ことしの大納会は、日本経済の活性化にとって重要とされる「起業」をテーマに行われ、NHKの連続テレビ小説「マッサン」で国産のウイスキー作りに生涯をかけた起業家の妻、エリーを演じるシャーロット・ケイト・フォックスさんが招かれました。
まず、東証を傘下に持つ日本取引所グループの斉藤惇CEO=最高経営責任者が「新たな起業が増えれば社会の発展の原動力となる。来年も起業の支援に力を入れていきたい」と述べました。
また、フォックスさんはエリーと自分を重ね、「私は夢をかなえるために日本にやって来ました。夢があれば不可能なことはないので、皆さんも夢をかなえて世界をあっと驚かせてください」と述べ、株価の上昇が続くことを祈念して鐘を鳴らしました。
続いて出席者全員で手締めを行って、ことし1年の取り引きを締めくくりました。
30日の東京株式市場は、日経平均株価が前日に比べて279円7銭値下がりして1万7450円77銭となり、年末の終値としては15年ぶりの高値で取り引きを終えました。
ことしは、ウクライナ情勢などへの懸念から前半は一進一退の値動きが続きましたが、10月以降は多くの市場関係者を驚かせた日銀の追加の金融緩和や円安の進行により、日経平均株価は大きく上昇し、去年の終値と比べると7.1%の上昇になりました。

ことしの東京株式市場、日経平均株価終値は、年末の終値としては15年ぶりの高値水準で取り引きを終えました。
日経平均株価は、ことし最初の取り引きで400円近く下落し、1万5900円台に。
年初の取り引きで株価が値下がりするのは平成20年以来、6年ぶりでした。
さらに、ウクライナ情勢への懸念などから株価は伸び悩み、4月中旬には1万3910円余りとことしの最安値を付けます。
その後は着実に回復が進むアメリカ経済が株価を後押し。
ニューヨーク市場でダウ平均株価がたびたび最高値を更新し、上昇を続けると日経平均株価も持ち直します。
株価が上昇基調に転じたきっかけは、10月末の日銀の追加の金融緩和です。
発表を受けて、日経平均株価終値で750円以上急騰しました。
追加緩和を受けて急速に円安ドル高が進んだことで、その後も輸出関連企業の業績回復への期待から株価の上昇は続きます。
今月8日には、取り引き時間中としておよそ7年4か月ぶりに、1万8000円台を回復。
終値でも1万7935円余りとなり、ことしの最高値を付けます。
日経平均株価は、追加緩和の直前と比べて1か月余りで、およそ2200円も上昇しました。
ことし最後の取り引きとなった30日の東京市場で、日経平均株価終値は1万7450円77銭。
去年の年末より7.1%の上昇となりました。