「ＰＩＭＣＯが私を解雇した」−グロース氏が移籍の経緯語る - Bloomberg
ビル・グロース氏は昨年の移籍について、パシフィック・インベストメント・マネジメント（ＰＩＭＣＯ）を解雇されたと述べた。1971年に共同創設した同社から雇用関係を解消されたと同氏が公に語ったのは初めて。
グロース氏はブルームバーグとのインタビューで、経営陣との間で自分の性格やビジネスの方向性をめぐる意見の違いが鮮明になったため、執行委員会と報酬委員会、クローズエンド型ファンドの監督役を降りることを申し出たと明らかにした。
同氏は「今だに理由は分からないが、会社はそれでは良くないと判断し、私を解雇した」と述べた。同氏は昨年９月26日にジャナス・キャピタル・グループへの移籍を発表するまで、ＰＩＭＣＯで世界最大の債券ファンドを運用していた。「創業者であり、名前だけでも会社のリーダーを執行委員会が解雇できるとは、まったく想定外だった」と語った。
