「イスラーム国」による日本人人質殺害予告について:メディアの皆様へ - 中東・イスラーム学の風姿花伝
Hemmi Tatsuo
池内恵というひとの論理がよくわからない。
フジサンケイグループの「正論」でたびたび寄稿している右翼の論客(学者)のようですよ。イラクへの自衛隊派遣にも賛成と表明なさった中堅の学者。その言わんとするところは当然、安倍政権擁護しかありませんね。「安倍のじゃますんな」というのを高尚に書いただけ。
買おうかな。
『現代思想5月号』特集「イスラームと世界」:パレスチナ情報センター:Hot Topics http://palestine-heiwa.org/news/200605080658.htm
紹介文より「一つ、異色ではあるが重要なのは、栗田禎子「加害者は被害者を恐れる――『イスラモフォビア』とその周辺」だ。池内恵という自称アラビスト(アラビア語に堪能でアラブ世界の動向に詳しい)が、イラク戦争以降いっそう右派雑誌と大手新聞に露出しアメリカの中東政策やイラク戦争を擁護し…
「…日本の参戦を支持しているが、栗田はそのエセぶりを批判している。たんなる反イスラームからの戦争支持ではなく、イスラーム世界に詳しいことをウリにしている池内だからこそ、その議論は「説得力」を持つし、だからこそメディアにとって利用価値が高い。…」
「…池内恵は、偉大な独文学者池内紀の二世という話題性と、外務省・防衛庁人脈の山内昌之や立山良司らのバックアップと売り込みとによって、「論壇の寵児」としての地位を与えられ、御用学者としての役割を十二分に果たしている。しかし実のところは池内の議論は、杜撰なあるいはステロタイプな…」
「…ステレオタイプなイスラーム世界への偏見によって成り立っており(曰く、アラブ/イスラーム世界には「民主的な批判の自由が存在しない」「カルト的陰謀論に満ちている」など)、イスラーム研究者としての栗田による池内批判は、ひじょうに重要であり、長く待ち望まれていたものだ。」
栗田さんは、江口朴郎ー板垣雄三ラインの人、左派ナショナリストだね。官邸前抗議に日の丸に対抗してエジプト国旗もってきてたよ。栗田禎子『中東革命のゆくえ 現代史のなかの中東・世界・日本』大月書店 http://ow.ly/CMxKn
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150120#1421750074
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150119#1421663664
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150119#1421663668
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150119#1421663678
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150115#1421318226