Ipse dixit. 子曰(しのたまわく):キケロー | 山下太郎のラテン語入門
『論語』を学び知識としてその内容を知っていても、実践に生かせない人は、「論語読みの論語知らず」と言われます。ラテン語にも、「本を読んでもそれを理解しないことは、本を読まないのと同じようなものである」(Legere et non intellegere est tamquam non legere.)という言葉があります。
頭でわかっているだけでは本当に理解したことにならないという考えは、古今東西を通じて変わらない真理のようです。