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山本芳久

3月に岩波文庫から出る岩下壮一『信仰の遺産』の新刊案内が出ました。各章の要約と、神学・哲学の諸概念や神学者・哲学者についての詳細な注解、略年譜を私が作成し、解説は、岩下壮一に私淑しながらトマス研究を進めてきた稲垣良典氏が書いています。

猫の泉

岩下壮一『信仰の遺産』岩波文庫3月
「近代日本のカトリックの最大の霊的指導者にして、我が国での中世哲学研究の開拓者・岩下壮一の代表作。信仰を知解するための思索と霊性の神秘哲学との深い統合が、永遠の真理への道を指し示す。(注解=山本芳久、解説=稲垣良典)」

山本芳久

『争いから交わりへ:2017年に宗教改革を共同で記念するルーテル教会カトリック教会』(教文館)が刊行されました。「一致に関するルーテル=ローマ・カトリック委員会」著です。今後のキリスト教の進む方向性と宗教間対話の基礎となる必読書です。http://bit.ly/1DgoE4N

山本芳久

トマスは神学や哲学や社会思想においてのみではなく、生命倫理の諸問題に対しても大きな影響力を有してます。日本では、トマスのそのような側面についてはさほど紹介されてませんが、『科学・技術・倫理百科事典』の「トミズム」「トマス・アクィナス」の両項目を御参照ください。私が翻訳しています。

山本芳久

5/30(土)に朝日カルチャーセンター新宿教室で開催する「哲学としてのキリスト教トマス・アクィナス神学大全」をめぐって」の正式な案内が出ました。明日から申し込み開始です。キリスト教の核心である愛について分かりやすく本格的に論じます。http://bit.ly/1CAjZ8w