無限な奥行きを有するこの世界全体を、有限な一冊の書物で表現する為には、様々な戦略の組み合わせが必要となる。『神学大全』においては、神が理解し尽くしえない存在だということが徹底的に理解され、キリストの教えが書物という形では表現されえないものであったという事実が浮き彫りにされていく。
— 山本芳久 (@201yos1) 2016年3月12日
トマス・アクィナスの人生全体を見渡して驚くのは、その人生が論敵との絶えざる激しい論争の渦中にあった事だ。論敵に囲まれてたにも拘わらず優れた仕事ができたのではなく、克服すべき考え方を体現している多様な論敵がいたからこそ、多くの人にとって意味を持ち続ける仕事を為し遂げる事ができたのだ
— 山本芳久 (@201yos1) 2016年3月12日
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