ウクライナ大統領、東部要衝からの撤収表明 | Reuters
ウクライナのポロシェンコ大統領は18日、 ウクライナ軍が東部ドネツク州の要衝デバリツェボから「予定通り、秩序ある形で」撤収していると表明した。
デバリツェボは、親ロシア派が数週間にわたって包囲していた。
大統領によると、すでに80%の部隊が武器を携行して撤退。さらに2部隊が撤退する予定という。
欧州連合(EU)のモゲリーニ外交安全保障上級代表は、親ロシア派がデバリツェボで停戦合意に違反したと非難、今後も戦闘が続けば、EUが「適切な行動」をとると表明した。
ロシアのラブロフ外相は同日、デバリツェボを除くウクライナ東部のほぼ全域で停戦が実現したとの見解を示した。
インタファクス通信によると、親ロシア派はウクライナ東部の実効支配地域で、重火器の撤去を始めた。「ドネツク人民共和国」からの情報として報じた。
やはりEUはここまでは「想定範囲内」では?
独仏及び西欧EUは、デバリツェボのケリがつくまでは黙認だったのだろうなと思う。この反発の少なさは、そうとしか思えない。一方でここから溢れると、対露制裁も露骨に数段上がるのではないか、と。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150218#1424256259
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150218#1424256239