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汚染水の流出原因 依然分からず NHKニュース

22日午前10時ごろ、福島第一原発の敷地内にある排水路で、ベータ線と呼ばれる種類の放射線を出す放射性物質の濃度が急上昇し、一時、簡易測定で1リットル当たり最大で7230ベクレルと通常の10倍以上の値を示しました。東京電力は、排水路に流れ込んだ放射性物質が港湾内に流れ出したとみています。
これまでの調べでは、敷地内の汚染水タンクや配管には漏えいは見つからなかったほか、排水路の詳しい分析では、22日午後10時には放射性物質の濃度が1リットル当たり20ベクレルまで下がっています。
この排水路は、敷地内に降った雨やさまざまな作業で使った水を港湾内に流すためのもので、問題が起きる前日の21日には中にたまった泥などを取り除く作業が行われましたが、東京電力は、今回の問題との関連はまだ分からないとしていて、引き続き原因の特定を急いでいます。
また、東京電力が港湾につながる排水路の門を閉めたのは放射性物質の濃度が急に上がったことが分かった1時間半後でしたが、東京電力は、港の外への放射性物質の流出はなく、港湾内の海水の放射性物質の濃度も通常の変動の範囲内だとしています。