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米英メディア 黒い覆面の男特定と報道 NHKニュース

過激派組織ISがインターネット上に投稿したフリージャーナリストの後藤健二さんや、アメリカ人やイギリス人を殺害したとする動画などに登場し、ナイフを持った黒い覆面姿の男について、これまでイギリスメディアなどが流ちょうなイギリスアクセントの英語の発音の特徴などから「ジョン」というあだ名で呼ばれる男と同一人物ではないかと伝えていました。この覆面姿の男について、アメリカのワシントンポスト紙やイギリスの公共放送BBCは26日、クウェート生まれでロンドンで育った20代半ばのイギリス人の男だと伝えました。
それによりますと、男はロンドンの大学を2009年に卒業後、友人とタンザニアを訪れた際に身柄を拘束され、解放後、イギリスの情報当局からイスラム過激派組織「アッシャバーブ」が活動するソマリアへ渡ろうとしたと疑われ、事情聴取されたということです。これについて男は、ロンドンの人権団体に相談したということです。この団体の担当者の話として、男はその後、出生地のクウェートに行き、仕事と結婚をしようとしたものの、2010年手続きのためロンドンへ戻った際、再び一時拘束され、クウェートに向かえなかったため、「ロンドンでまるで囚人のようになったと感じた」と話していたと伝えています。
この男はその後、おととし、シリアへ渡ったとみられるということです。
この男は、これまで覆面の男ではないかとされてきた「元ラップ歌手」とは別の人物です。
今回の報道について、イギリスの警察や政府は捜査中だとして確認を避けています。