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監視団 ウクライナでの重火器撤去確認できず NHKニュース

ウクライナ東部での政府軍と親ロシア派の停戦合意の状況などを調査しているOSCE=ヨーロッパ安全保障協力機構の監視団のフグ副団長は5日、オーストリアのウィーンで、NHKのインタビューに応じました。
この中で、フグ副団長は東部の戦況について、「停戦合意が発効した先月15日以降、戦闘は大幅に少なくなった。状況は明らかに変わった」と述べ、散発的な衝突はあるものの、比較的、落ち着いていると指摘しました。
また、停戦の合意に基づいて撤去することになっている重火器について、政府軍と親ロシア派の双方が前線から移動させている様子はうかがえると説明しました。
しかし、フグ副団長は「必要な場所に自由に立ち入ることができず、双方から提供される情報も十分なものではない」と述べ、現段階では重火器が撤去されたかどうかは確認できていないことを明らかにしました。
OSCEはウクライナ東部での戦闘を巡り、中立な立場で現地調査などを行う役割を担っていますが、武器などは携帯していないため、危険な戦闘地域に近づくことは難しく活動が制限されています。