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米 親ロシア派の重火器撤去 実態不明 NHKニュース

ウクライナ東部の親ロシア派は1日、停戦合意に基づいて、停戦ラインからすべての重火器の撤去を完了したと発表しています。
これについて、ロシアのラブロフ外相は、スイスのジュネーブで2日から始まった国連の人権理事会での演説で「停戦は守られており、重火器も撤去された。停戦合意の履行に向けて明らかに前進している」と高く評価しました。
一方、アメリカのケリー国務長官はこの日、ジュネーブで記者会見を開き、「親ロシア派は、一部の場所だけを選んで重火器を撤去しており、OSCE=ヨーロッパ安全保障協力機構も監視できていない」と述べ、撤去された重火器は一部で、その実態は分からないと懸念を示しました。そして、ケリー国務長官は、重火器撤去の状況が透明性に欠けるなど、停戦合意の順守が確実ではない状況が続けば、ロシアに対するさらなる制裁の強化は避けられないとラブロフ外相に伝えたことを明らかにしました。