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北朝鮮などの収容所で死亡 日本人名簿を公開 NHKニュース

公開されたのは旧ソビエトが、現在の北朝鮮や中国の大連、それにロシア極東のサハリンに設けた収容所で死亡した日本兵や民間人合わせて2130人の名簿です。
厚生労働省は戦後、シベリアやモンゴルに抑留され、厳しい寒さと過酷な労働を強いられて死亡したおよそ4万2000人については名簿を公開してきました。
一方で、シベリアなどに抑留されたあと病気やけがなどで北朝鮮などの収容所に移送された人や、旧満州やサハリンで暮らし戦後、日本に引き揚げる前に現地の病院や学校に収容され死亡した人について厚生労働省はこれまで遺族からの問い合わせには応じていたものの名簿を公開していませんでした。
しかし、戦後70年がたち遺族が高齢化するなかで、広く情報を公開すべきだとして、今回、ロシア政府から提供され厚生労働省に保管してある名簿についてホームページでの公開を決めたということです。
これについてシベリア抑留の問題などに詳しい国文学研究資料館の加藤聖文准教授は「これまで名簿が公開されていなかったことが問題だ。日本政府はロシア政府に対してこれまで以上に積極的な情報提供を求めるとともに民間の研究者と協力して北朝鮮や中国などで死亡した人についても本格的に調査を進めていくべきだ」と話しています。