総務省の発表によりますと、モノやサービスの値動きを示す5月の全国の消費者物価指数は、天候による変動の大きい生鮮食品を除いて、平成22年を100とした指数で103.4となりました。
去年の同じ月を0.1%上回り、24か月連続の上昇となりましたが、消費増税から1年がすぎ、物価を上昇させる影響が剥落したことに加えて、携帯電話の通信料などが下がったことで、4月のプラス0.3%からさらに下落し、低い伸びにとどまりました。
また、6月の東京都区部での消費者物価指数の速報値は、生鮮食品を除いた指数が去年の同じ月と比べ、0.1%の伸びにとどまりました。