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ECBの量的緩和、必要なら柔軟な対応可能=理事会議事要旨 | Reuters

欧州中央銀行(ECB)の6月理事会議事要旨が2日公表された。債券買い入れ規模を拡大する理由は開催時点でないものの、必要が生じれば柔軟に対応できるとの認識を、メンバーらが示したことが分かった。


プラート専務理事は、景気改善が続く見通しを踏まえ、買い入れ策や金利を変更する理由がないと話した。


理事会開催時点で、ギリシャ支援交渉次第で、さらに混乱が生じる可能性をメンバーらが認識していたことは確かだ。


だが結局、ギリシャ支援協議は期限内に決着がつかず、そうした事態にどう対処するかについて示す記述は無かった。


議事要旨は「最近値動きが大きい金融市場動向を注視、安定した金融政策路線を維持するとの認識で理事会が全会一致したと、総裁は結論付けた」とした。


その上で、「状況が変化し、必要が生じた場合、資産買い入れプログラム(APP)は十分柔軟に適応できる制度だ」と説明した。