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上海株 この3週間で28%の大幅下落 NHKニュース

上海の株式市場は、去年後半から株価の高騰が続いていましたが、個人の投資家が借り入れた資金で投資を行う動きについて、先月中旬、中国当局が規制強化に乗り出したことなどをきっかけに、大幅な下落に転じています。
3日も、取引開始直後から売り注文が相次ぎ、代表的な株価指数である「総合指数」の終値は3686.92ポイントで、2日と比べて5.77%の下落となりました。7年5か月ぶりの高値となった先月12日の終値と3日の終値を比べると、僅か3週間で、28%の大幅な下落となっています。
上海市内の証券会社では、株価を表示する掲示板の数字が、ほとんどの銘柄で下落を示す緑色になり投資家たちは不安そうな様子で株価の推移を見つめていました。
中国当局は、株取り引きの手数料の値下げを発表し、投資家の活発な株取り引きを促すなどさまざまな対策をとっていますが、株価の下落に歯止めがかからない状況が続いています。市場関係者は「投資家の間に、株価の下落は今後も続くのではないかという強い不安が広がっていて、中国当局が連日のように発表している対策も現状では、ほとんど効果が出ていない」と話しています。

上海の株式市場は、去年の半ばまでは、長期にわたって株価が低迷した状況が続き代表的な株価指数である総合指数は、2000ポイントを割り込むこともありました。
しかし、去年の後半に入って、外国の個人投資家が香港の取引所を経由して上海の株式市場で上場銘柄を売買できるようになったことや、中国人民銀行政策金利の引き下げなどをきっかけに資金が株式市場に流れ込み、株価は、高騰を始めます。
中国経済の減速が鮮明になるなかでも、株価は逆に上昇を続け、去年12月に、「総合指数」が3000ポイントを超えたあと、ことし4月には4000ポイントを超え、先月5日には、7年ぶりに5000ポイントを超えるなど上昇のスピードも加速していきます。株価の上昇を見て、新たに株取り引きを始める個人の投資家が急増したほか、投資家の中には、インターネットの金融仲介会社などを通じて借り入れた資金で、自己資金を超えた金額の株取り引きをする投機的な動きも広がりました。
市場関係者の間から「バブルではないか」といった指摘も出るなか、先月中旬、中国当局が借り入れた資金で株取引をする投機的な動きに歯止めをかけようと規制の強化に乗り出したところ、株価は一転して大幅な下落に転じます。投資家の間には、これまで続いてきた株価の上昇が終わり、今度は下落に歯止めがかからなくなるのではないかという不安が一気に広がりました。
総合指数は、先月12日に、終値が5166点35ポイントと、7年5か月ぶりの高値をつけましたが、きょうの終値は3686.92ポイントまで値下がりしていて、僅か3週間で28%の大幅な下落となりました。