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来年度経済成長率の見通し プラス１．７％程度に　NHKニュース

政府はことし２月、今年度の経済成長率について、名目でプラス２．７％程度、物価の変動を除いた実質でプラス１．５％程度という見通しを示しました。
これについて、政府はその後の経済情勢を踏まえて改定した結果、実質の成長率は変わらないものの、名目の成長率は０．２ポイント上方修正し、プラス２．９％程度とする方針を固めました。
そのうえで、今回、初めて示す来年度＝平成２８年度の成長率については、緩やかな景気の回復が続くうえ、再来年４月に予定されている消費税率の１０％への引き上げを前にした駆け込み需要で個人消費の増加が見込まれるなどとして、実質の成長率は今年度の見通しを０．２ポイント上回るプラス１．７％程度とする方針を固めました。
内閣府は、こうした経済成長率の見通しを今月下旬に開かれる経済財政諮問会議で示すことにしています。